ザ・ペニンシュラバンコクから、6つの魅惑の体験へ!
Travel 2018.12.28
都会のリゾート、ザ・ペニンシュラバンコクでステイを満喫!
ホテル専用のトゥクトゥク(三輪バイク)はペニンシュラ仕様で、色合いもシートもゴージャス!
2018年11月に開業20周年を迎えたザ・ペニンシュラバンコクは、ガーデンに囲まれた都会のオアシス。喧騒のバンコクの中にあって、リゾートのような空間だ。全室リバービューの客室や、洗練のタイ料理を味わえるダイニング、心身を癒やしてくれるスパなど、充実した施設が魅力。
まるでリゾートのようなスパ&プール。
プールサイドでのんびりしてみたくなる。奥の3階建てのタイ・コロニアル様式の建物がスパ棟。
スパのエリアに足を踏み入れた瞬間から、心がすっと落ち着く、深いリラクゼーションモードへと気分がシフト。ザ・ペニンシュラ スパは、18室のトリートメントルーム(うち4室はスイート)を完備。東洋と西洋、アーユルヴェーダの哲学が融合した、ホリスティックなトリートメントやマッサージを楽しめる。スパの前後に、美しいプールでリラックスすれば、ここはまさに都会のリゾート。
シンギングボウルのバイブレーションを使った独自のメディテーションで、忙しい心身をヒーリングする「エッセンシャル マインド」。
そのザ・ペニンシュラ スパで17年10月からスタートした、新しいホリスティックなトリートメント「エッセンシャル マインド」。アジアのウェルネス界のエキスパートによる監修で、ザ・ペニンシュラ スパのために特別に考案されたものだ。
「エッセンシャル マインド」の施術には、スイートを使用。
「エッセンシャル マインド」のアプローチは、マッサージとメディテーションの両方から。まずはハーブや花から抽出した3種類のブレンドオイルを、3つの層になるように塗布。リンパの流れを促すマッサージで、体内の自然なエネルギーの流れを活性化する。
次は、音の振動によるセラピー。ベッドに寝たゲストの周囲に、身体のエナジーポイント“チャクラ”に合わせて、水の入った7つのシンギングボウルを配置。セラピストがボウルを叩いてゆくと、音の周波数が体内の水分をやさしく振動させて、バランスを整える効果が期待できる。音に身を委ねていると、最初は心地よく、しだいに深いリラクゼーションへと導かれてゆく。終わった後は、ぐっすりと熟睡したようなすっきり感。脳の疲れもすっきり。
ザ・ペニンシュラ スパは、ホテル棟とは別にある3階建てのスパ専用施設。
The Peninsula Spa
Tel. +66-2-626-1946(スパ直通)
営)スパ:9:00〜21:00
フィットネス&プール:6:00〜23:00
*スパは16歳以上、フィットネスは12歳以上より利用可能。プールは12歳未満のお子様は大人同伴の場合のみ利用可能。
料金:エッセンシャル マインド(90分)5,900タイバーツ
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すべての客室がパノラマリバービュー。
グランドバルコニールームから、バンコク市街を一望。
ザ・ペニンシュラバンコクの建物がユニークなW形にデザインされているのは、すべての客室から川や街のビューを楽しめるように、という配慮から。館内には、テーマスイートが位置する34階~37階を除いて、各階とも2室のスイートを含めて12室のみのゆとりある造り。客室の広さは、最も部屋数が多いスーペリアルームで45〜47㎡と、バンコク市内でも最上級。ボタンに触れるだけでカーテンの開閉や調光を自在にコントロールできる、独自に開発されたテクノロジーを採用している。独自開発によるテクノロジーの導入はホテル業界では唯一なのだそう。
グランドバルコニールームのバルコニーは、朝日や夕日を眺める、とっておきの場所。
客室で朝食をいただけるのもラグジュアリーホテルならではの贅沢。温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、スタッフがサーブ。
ヘルシーブレックファストもオーダー可。この日は、ホワイトフリッタータ、自家製スモークサーモン、ふすま入りのライ麦パンなど。
客室から眺めるチャオプラヤー川とバンコク市内。川を行くさまざまな船を見ているだけでも飽きない。
“水上の楽園”で、洗練された家庭風タイ料理を味わう。
手前から時計回りに、「ボストンロブスター チリとコリアンダー風味のココナッツソース」1,680タイバーツ、「中国風ソーセージとパイナップル入り エビのチャーハン」400タイバーツ、「ビーフのタイハーブとバジル炒め」560タイバーツ、「ポメロとエビのサラダ」440タイバーツ
チャオプラヤー川に面したレストラン「ティプタラ」は、“水上の楽園”という意味のタイ料理レストラン。バンヤンツリーの樹々に抱かれるようにして、タイの古都アユタヤから運ばれたチーク材で建てた棟が点在する。リバーサイドでそよ風を感じながらいただくタイ料理は、家庭的なレシピながら、厳選された素材を用いた洗練の味わい。
川面をすぐ近くに感じられるテラス席も人気。行き交う船を眺めながら、思い出に残るディナーを。
バンコクにいながら、リゾートにいるようなゆるやかな空気感。ライティングもロマンティック。
Thiptara
Tel. +66-2-020-2888
営)18:00〜22:30
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一日中居心地のよい、リバーサイドのカフェ&テラス。
バンコクで、川沿いにあるカフェは貴重。光と風を感じながら、ゆったりと朝食を楽しんで。
「リバーカフェ&テラス」は、チャオプラヤー川に面したオールデイダイニング。朝日を眺めながら屋外でいただく朝食から、ゆったりと寛ぐランチ、星空の下でキャンドルとライブジャズとともに楽しむディナー。一日中居心地のよい時間が待ち受けている。暑さが気になる人には、クーラーがほどよく効いた室内スペースもある。料理は、インターナショナルビュッフェやアラカルトを用意。
朝食には、ジュースバーで絞りたてのフルーツジュースやスムージーをぜひ味わって。「本日のスムージー」2種のほか、目の前にあるフルーツでオリジナルスムージーを作ることもできる。
朝食ビュッフェには、約280種のセレクションを用意。麺やお粥、日本食なども揃えている。
夕暮れ時は、ひときわ心地よい。旅の気分をぐんと盛り上げてくれる。
River Café & Terrace
Tel. +66-2-020-2888
営)朝食:6:00〜10:30(月〜金) 6:00〜11:00(土、日、祝)
ランチ:12:30〜15:00
ディナー:18:00〜22:30
*アラカルトメニューも終日用意。
>>次ページでは、空の上にいる時からタイ旅気分で満たされる、タイ国際航空を紹介!
The Peninsula Bangkok
333 Charoennakorn Rd., Klongsan, Bangkok 10600 Thailand
Tel. +66-2-020-2888
全370室 スーペリアルーム17,000タイバーツ、デラックスルーム19,000タイバーツ、グランドバルコニールーム22,000タイバーツ、グランドデラックスルーム25,000タイバーツ、デラックススイート30,000タイバーツ、グランドデラックススイート35,000タイバーツ、ザ・タイスイート65,000タイバーツ、ザ・テラススイート85,000タイバーツ、ザ・グランドテラススイート95,000タイバーツ、ザ・デュプレックススイート125,000タイバーツ、ザ・ペニンシュラスイート140,000タイバーツ
朝食930タイバーツ(ザ・ロビーのアラカルトメニュー、またはリバーカフェ&テラスのビュッフェメニュー)※スイートに宿泊のゲストはルームサービスも可
カード:AMEX、DINERS、MASTER、VISA
https://www.peninsula.com/ja/bangkok
●問い合わせ先:
ペニンシュラホテルズ・リザベーションセンター
0120-348-288(フリーダイヤル/日本語対応)
*1タイバーツ=約3.3円(2018年12月現在)
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photos : TADASHI OKOCHI, réalisation : MICHIYO TSUBOTA