things to do 2019 新しい個性派ホテルで、東京を体感。

いま、東京のホテルがおもしろい! 下町の魅力を発見できる立地やテーマ性のある個性的なホテルを、新しい遊び場にしよう。

ビジネスや大型ホテルとは一線を画した、個性的なホテルが都内に続々とオープンしている。なかでも注目なのは、地域に根付いたユニークな個性だ。
星野リゾートが手がけるOMO5 東京大塚では、赤提灯の飲み屋街が残る大塚を案内するオプショナルツアーを用意。上野のノーガホテルは周辺の工房や店舗400軒以上の協力を募り、オリジナルのアメニティやグッズ、食材を制作する。
錦糸町に開業したマリオット系列のモクシー東京錦糸町や、歌舞伎町のビスポークホテル新宿は、24時間眠らない街で遊ぶ大人のための社交場だ。
お茶をコンセプトにした新橋のホテル1899東京や、クラフトの作り手と消費者を繋ぐ東京クラフトルーム（日本橋浜町に2月オープン）など、独自のテーマを掲げたホテルも増えている。さらに今春には、無印良品の世界旗艦店に併設するムジホテルも銀座に開業する。進化を遂げる東京の街を遊び尽くすために、ホテルを賢く利用したい。

お茶をテーマに、さまざまな企画を発信。

ホテル1899東京

御茶ノ水の老舗ホテル龍名館の姉妹館として、昨年末、新橋にオープン。「お茶=寛ぎの空間」をコンセプトに掲げ、グリーンを基調とした客室の随所にお茶のモチーフが使われている。お茶の試飲スタンドのほか、レストランでもお茶を使った創作料理やスイーツ、ソムリエならぬ茶バリエが作るドリンクが楽しめる。日本茶セミナーやお茶の産地へのバスツアーも予定されており、誰でも参加可能。ほっとひと息つける都会の隠れ家だ。

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オープンな雰囲気で、異国情緒たっぷり。

モクシー東京錦糸町

東京スカイツリーや両国国技館がサイクリング圏内にある、カラフルなインテリアでまとめられたモダンホテル。コンパクトながらシンプルな部屋も心地よいと評判。多国籍料理やカクテルをオーダーできるバーラウンジ、セルフサービスのヌードルコーナーやライブラリーはすべて24時間オープン。外国人ゲストや近隣で働く人などが自由に出入りする、カジュアルな雰囲気が魅力だ。

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ディープな下町探検に出かけよう。

星野リゾート OMO5 東京大塚

星野リゾートが手がけるホテルは、斬新な配色と空間デザインの客室が特徴。居酒屋やショーレストラン、スナックやバッティングセンターなど、昭和レトロな穴場を案内するご近所マップや、OMOレンジャーと呼ばれるガイドによるツアーといった仕掛けも満載で、ディープな下町の風情が残る大塚を遊び尽くすことができる。地元クラフトビールのワークショップやアート作品の展示など、イベントも定期的に開催する。

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外国人目線で楽しむ、歌舞伎町ナイト。

ビスポークホテル新宿

12月に歌舞伎町にオープンしたばかりだが、新宿では珍しいブティックホテルとあって海外ゲストを中心に予約が殺到。シックな客室（右）にはアート作品が配され、歌舞伎町やゴールデン街の文化に魅せられた外国人アーティストによる映像作品が浮かび上がるスタイリッシュな空間だ。オリジナルミックスのBGMが流れるラウンジ（下）では、西麻布のハウスが手がけるおむすびや中目黒のアートレスクラフトティー&コーヒーのドリンクをいただける。

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ユニークな地域密着型の提案に注目。

ノーガホテル

地域の職人や店と連携して、新たな東京の魅力を発信する。若手クリエイターの活動地として注目される立地を生かし、彼らと制作した江戸切子や日本酒グラスなど、さまざまなオリジナルプロダクトを販売。シンプルな客室に用意されたアメニティの多くもコラボアイテムだ。館内のギャラリー（写真:L）では、アーツ千代田3331による展示を定期開催。地元店の食材を取り入れた朝食ビュッフェを、開放的なダイニングで楽しみたい。

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