Northern Territory オーストラリアの大自然と文化に触れる、ウルルの旅。

Travel 2019.06.17

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オーストラリアと聞いて、真っ先に思い浮かべる景色は?と問われたら、「エアーズロック」と答える人は多いだろう。エアーズロックの正式な名称は「ウルル」。周辺にあるカタ・ジュタ(オルガ岩群)とともに世界複合遺産に登録されている、オーストラリアの先住民アボリジニの聖地だ。

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©Tourism NT/Jason Charles Hill

ウルル=カタ・ジュタ国立公園が位置するのは、オーストラリアのほぼ中央、準州ノーザンテリトリー南西部。雄大な自然と、アボリジニの豊かな文化に触れる旅に出かけよう。

悠久の時を感じながら、さまざまなウルル散策。

ウルルは、オーストラリア大陸のほぼ中央にある、世界最大級の一枚岩。いまから7000万年ほど前に現在の形になったといわれている。そのウルルを一周するウォーキングトレイル(ベースウォーク)をはじめ、5つのウォーキングコースが用意されている。アボリジニの壁画が残る洞窟や、雨の日には滝が出現する池「カンジュ・ゴージ」、アボリジニの伝説が伝わる泉……先住民たちが畏敬の念を抱き続けてきた、ウルルの存在をしっかりと感じながら歩いてみたい。

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ラクダに乗って、赤土の大地を進みながら眺めるウルルは格別。サンライズやサンセットを見るツアーも用意されている。 ©Tourism NT/Mitchell Cox

また、ラクダに乗ってウルルを眺める「ウルルキャメルツアー」や、自転車を借りて自由にウルル周辺を走ることができる「アウトバックサイクリング」、そしてヘリコプターや小型飛行機で空からウルルの雄大さを実感する遊覧飛行「シーニックフライト」なども。あなたらしい方法でウルルの魅力を満喫して。

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ウォーキングでは一周するのに3時間かかるところ、自転車なら1時間ほど。風を切ってウルルのふもとを駆け抜けたい。 ©Tourism NT/Laura Bell

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ヘリコプターなら15分と30分のコースがあり、30分のコースならウルルとカタ・ジュタをゆっくりと見られるのでおすすめ。小型飛行機の遊覧飛行は20分と30分のコースがある。 ©Tourism NT/Jason Charles Hill

ウルル=カタ・ジュタ国立公園
Uluru-Kata Tjuta National Park

Lasseter Hwy, Uluru NT 0872 Australia
開)12月〜2月:5:00〜21:00 3月:5:30〜20:30 4月:5:30〜20:00 5月:6:00〜19:30 6月〜7月:6:30〜19:30 8月:6:00〜19:30 9月:5:30〜19:30 10月:5:00〜20:00 11月:5:00〜20:30
料)25オーストラリアドル

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絶景を望む、砂漠の中のリゾート。

ウルル=カタ・ジュタ国立公園を訪れる人の拠点となるのが、エアーズロック・リゾート。ウルルから約20kmの場所にあり、複数のホテルやキャンプ場、ショッピングセンター、展望台などから成る大型リゾートだ。敷地内には無料のシャトルバスも走っているので、ぜひリゾート内の散策も楽しみたい。

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リゾートから少し離れた場所にある、サファリテントスタイルの宿泊施設「ロンギチュード 131°(Longitude 131°)」。15室すべてからウルルを見ることができる。 ©Tourism NT/George Apostolidis

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5ツ星ホテル「セイルズ・イン・ザ・デザート」内の「レッド・オーカー・スパ」。散策で疲れた身体を癒やして。 ©Tourism NT/Shaana McNaught

ロンギチュード 131°
Longitude 131°

+612-9918-4355
https://longitude131.com.au


エアーズロック・リゾート
Ayers Rock Resort

+612-8296-8010
https://www.ayersrockresort.com.au

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煌めく光がウルルを照らす、幻想的な夜。

夕方には日が傾くにつれてウルルの岩肌は赤く色付き始め、日が沈む瞬間には燃えるような色になる。その光景を眺めるためにサンセット・ビューイングエリア(Sunset Viewing Area)が用意されている。「サウンド・オブ・サイレンス」という何とも詩的な名前を付蹴られたプログラムでは、アボリジニの伝統的な楽器、ディジュリドゥの演奏を聴きながらスパークリングワインを飲んでサンセットを見届けたら、砂漠の中にセットされた野外の会場でディナー。オーストラリアの味覚を楽しんだ後にはライトが消されて、星々が零れ落ちてきそうなほどの空を眺めながら、スタッフによるスタートークを楽しめる。ラクダに乗って会場まで向かうコースもある。

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天の川や南十字星など、圧倒的な美しさを堪能。

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ディナーはカンガルーやクロコダイル、バラマンディなど、オーストラリアならではの料理もいただける豪華なビュッフェスタイル。 ©Tourism NT/Catherine Sutherland

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本格的な4コースディナーをオーストラリアワインとのペアリングで堪能できる、20名限定の「タリ・ウィル」というプランも。

そして、ウルルを照らす光といえば、もうひとつ注目したいのが「フィールド・オブ・ライト」。世界各地で光を使ったインスタレーションを手がけるイギリスのアーティスト、ブルース・ムンロによるプロジェクトだ。

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色とりどりの光が、砂漠の大地を包み込む光景は圧巻。

ウルルを望む砂漠に、約5万個ものLEDライトがともされ、幻想的な風景を作り出している。2016年4月から1年間限定の予定だったが、好評のため20年12月までの延長が決定された。いまウルルを訪れるなら見逃せない!

サウンド・オブ・サイレンス
Sounds of Silence

www.ayersrockresort.com.au/experiences/detail/sounds-of-silence


フィールド・オブ・ライト・ウルル
Field of Light Uluru

www.ayersrockresort.com.au/events/detail/field-of-light-uluru


*両プログラムとも、上記エアーズロック・リゾートの公式サイトから予約可能。リゾートに滞在中に予約する場合は、ホテルのレセプションやインフォメーションセンターでも予約できる。

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アボリジニの伝統文化に触れる。

アボリジニは、4万〜5万年も前からオーストラリア大陸で生きてきた先住民族。現在は約300ほどの部族がオーストラリア全土に暮らしているが、ノーザンテリトリーには特に彼らの文化が強く残っているといわれる。

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木の実やハーブ、虫(!)など、ブッシュフードをテイスティングできるプログラムも。 ©Tourism NT/Henry Brydon

アボリジニの伝統的な食文化「ブッシュタッカー(オーストラリア原産の動植物)」や伝統ダンス、アート、ブーメラン投げ体験、ディジュリドゥ演奏など、彼らの文化を学び、体感することのできるさまざまなアクティビティが、エアーズロック・リゾート内で用意されている。サンライズから戻ってきた後や、サンセットに出かける前、リゾート滞在中にぜひ参加して、この土地にずっと受け継がれてきたアボリジニのカルチャーに触れてみたい。

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文字を持たないアボリジニは、絵や音楽を用いて歴史を伝えてきた。教育や儀式などで彼らが使用してきたドットペイントのワークショップも設けられている。 ©Tourism NT/Stephen Parry

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ウルルはアボリジニにとって神聖な場所。観光客の前でペインティングをするアボリジニのアーティスト。 ©Tourism NT/David Kirkland

アボリジニのカルチャー体験プログラム
Cultural Experiences

www.ayersrockresort.com.au/experiences/cultural-experiences


*各プログラムは、上記エアーズロック・リゾートの公式サイトから予約可能。リゾートに滞在中に予約する場合は、ホテルのレセプションやインフォメーションセンターでも予約できる。

●問い合わせ先:ノーザンテリトリー政府観光局
www.northernterritory.com
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