ならまちで立ち寄りたい、おいしいアドレス。

散策が楽しい奈良の旧市街、ならまち。食事や休憩で訪れたいおすすめスポットをご紹介。

歴史ある町家で、極上の茶道体験。｜茶論 奈良町店

奈良町店限定の主菓子「みよしの」と薄茶のセット￥1,620

茶道文化を気軽に楽しめる場として、喫茶、茶道具の店を展開する茶論 奈良町店。奈良の名店、樫舎の和菓子や京都・丸久小山園監製のオリジナルブレンド抹茶などを、庭に臨む落ち着いた空間でいただける。これからの季節は抹茶アフォガードやかき氷もおすすめ。中川政七商店のテキスタイルブランド、遊 中川 本店の奥。

畳の空間で寛げる。

稽古や茶会に必要な道具を入れるオリジナル数寄屋袋￥8,640

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工夫と熱意あふれる、気鋭の若手料理人の店。｜奈良 而今

「春鹿」「儀助」「みむろ杉」など奈良の人気銘柄が多数揃う。1合￥1,080〜。酒器は奈良の作家・川北成彦のもの。

奈良の老舗料亭や京都の懐石料理店で修業した清水唱二郎さんの店。数寄屋造りの風雅な店構えと、素材の旨味を引き出しながら趣向を凝らした料理で、奈良で最も勢いのある一軒だ。カツオを利かせたやさしい味わいの出汁をベースに、地元をはじめ全国から取り寄せた厳選素材がコースを彩る。奈良の地酒が豊富なのもうれしい。

料理は昼￥5,940、夜￥12,960〜のコース。写真は夜￥12,960のコースから。茎ワサビがアクセントのサバ寿司と、とろけるような食感の大和榛原牛の山椒鍋。

カウンター席のほかテーブル席と個室を用意。

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開放的な空間で、街歩きの休憩を。｜鹿の舟 囀

「フルーツのレアチーズタルト」￥594、「鉄瓶コーヒー」￥735

石村由起子さんがプロデュースする「繭」「竈かまど」「囀」の3つの建物からなる複合施設、鹿の舟。庭に面した大きな窓から自然光が差し込む囀は、大人の喫茶室としてランチやケーキ、ビオワインを提供する。大和なでしこ卵を使ったサンドウィッチや旬のフルーツのケーキなどが人気。オリジナル焼き菓子やコーヒー豆はお土産にも。

玄米や黒豆を使った「くるみの木オリジナル 和グラノーラ」￥702

木を基調とした空間にソファやテーブルをゆったり配置。

※『フィガロジャポン』2019年7月号より抜粋