イタリア好きが選んだ、日本への手土産リスト。【後編】

Travel 2019.09.27

イタリア好きの人たちが日本に持ち帰る手土産ってどんなもの? 料理家、スタイリスト、コーディネーター、フォトグラファーといった、フィガロジャポンで活躍するスタッフに教えてもらいました。

板チョコをぎゅっとサンドした素朴なお菓子。| チョコレートウエハース

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ミラノで人気のお菓子屋ジョヴァンニ・ガッリはマロングラッセが名物だけど、このチョコレートウエハースも外せない。ピエモンテ地方の伝統菓子で、カリッと歯ごたえがある生地の中に板チョコ状のチョコレートが入ったもの。香ばしいウエハースと、甘すぎずほろ苦いチョコレートがベストマッチ!
「Canestrelli」12ユーロ

Giovanni Galli
ジョヴァンニ・ガッリ

Via Victor Hugo 2, 20123 Milano
tel:02・86464833
営)8時30分~20時(月~土) 9時~13時30分(日)
無休
www.giovannigalli.com

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歴史あるバールの焙煎コーヒーを家で。| コーヒー豆

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モンテナポレオーネにある、100年以上の歴史をもつ老舗のバール。この店でヘーゼルナッツチョコレートのジャンドゥーヤを買っていく人は多いけど、コーヒー豆も販売されていることは実はあまり知られていない。フレンチローストのような深みのあるコーヒー豆は、ちょっぴり気の利いたギフトとして最適。
「Torrefatto Macinato Espresso」250g 9ユーロ

Cafe Cova
カフェ・コヴァ

Via Montenapoleone 8, 20121 Milano
tel:02・76005599
営)7時45分~20時30分
休)日
www.pasticceriacova.com
坂本貴代枝 KIYOE SAKAMOTO
ミラノ在住コーディネーター。イタリアの建築家・デザイナーのエットレ・ソットサスに憧れ、24歳でミラノへ。以来約30年間、ミラノで取材・執筆を手がけている。世界の最新情報を連載中。https://madamefigaro.jp/tag/%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%8E/

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老舗農園のオイルをミニサイズで。| エキストラヴァージン・オリーブオイル

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1925年からシチリアでオリーブオイルを作り続けている、老舗オリーブ農園のもの。魚や肉料理やシンプルな野菜料理など、どんな料理にも万能。フレッシュな南イタリアの香りが楽しめるオリーブオイルは、ポケットサイズでお土産にもぴったり!
Olivoil「Armonio-Olio Extra Vergine di Oliva」 3.80ユーロ

Eataly Firenze
イータリー・フィレンツェ店

Via de' Martelli, 22R, 50129 Firenze
tel)055・0153601
営)10時~22時30分
祝不定休
www.eataly.net/it_it/negozi/firenze/archivio-firenze/menu-eataly-firenze

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料理の風味付けに重宝する万能スパイス。| スパイスセット

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パスタに和えるだけで、本格的なペペロンチーノが出来上がるスパイスセット。魚料理の風味付けなどパスタ以外の料理にも合わせやすく、使い方は自在。数種類のスパイスと、ポルチーニ茸の香りが食欲を刺激してくれる。
「Spaghettata Italiana」「Spaghettata Porcini e Tartufo」各3ユーロ

Castroni Mille Delizie
カストローニ・ミッレ・デリーツィエ

Via Flaminia 28-30-32, 00196 Roma
tel:06・32・43・696
営)9時~19時30分(月~金) 9時~19時(土)
祝不定休
www.castroniaviaflaminia.it
名取花 Hana Natori
コーディネート会社M&M mediaservicesに3年間勤務。ローマ在住歴は18年。旅先で出合った美しいもの、おいしいものが、日々のインスパイア源。

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花の香りが漂う、可愛らしい砂糖漬け。| バラとスミレの砂糖漬け

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口に入れるとふわりと花の香りが漂ってくる、バラとスミレの花びらの砂糖漬け。それぞれ見た目も美しいので、目も舌も楽しめるのがうれしい。そのままで食べても、ケーキやジェラートなどに盛り付けても。
左から「Rose Candite」「Violette Candite」 各6.80ユーロ

Migone Confetti Firenze
ミゴーネ・コンフェッティ・フィレンツェ

Via dei Calzaiuoli 85R, 50123 Firenze
tel:055・214004 
営)9時30分~19時30分(月〜土) 10時~19時30分(日、祝)
不定休
www.facebook.com/migoneconfettifirenze

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栗の風味を手軽に味わえる。| 栗パウダー

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栗を粉末状にした粉は、ケーキやクレープなどを焼く時に小麦粉に混ぜたり、ニョッキや生パスタの生地に練り込んで使うもの。手軽に栗の風味を味わうことができる。スーパーやイータリーなどの食材店で手に入るので、料理好きの友人へのお土産に贈りたい。
「Farina di Castagne」8.90 ユーロ

NaturaSì
ナトゥーラスィ
Via Masaccio 88/90, 50132 Firenze
tel:055・2001068 
営)10時~20時(月) 9時~19時30分(火~木、土) 9時~20時(金)
休)日
www.naturasi.it

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修道院で造られた、甘く芳しいリキュール。| リキュール

 

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フィレンツェを一望できるサン・ミニアート・アルモンテ教会にある薬局で、販売されているリキュール。オレンジのリキュールは、栽培から製造までピストイアにある修道院が手がけたもの。カテリーナ・ディ・メディチが愛したことからメディチ家のリキュールと呼ばれる真っ赤なリキュールは、シナモン、カルダモン、クローブなどのスパイスがたっぷり。シロップのように甘いのでお菓子作りにも重宝。
「Rosolio」100ml 5ユーロ、「Alchermes」100ml 6ユーロ

Farmacia Monastica dell'Abbazia di San Miniato al Monte
ファルマチア・モナスティカ・デッラッバツィア・ディ・サン・ミニアート・アル・モンテ

Via delle Porte Sante 34, 50125 Firenze
tel:055・2342731 
営)10時~12時15分、16時~18時
不定休
www.sanminiatoalmonte.it/farmacia-monastica
塩見奈々江 Nanae Shiomi
10年間暮らしたイタリアを中心に、ヨーロッパの田舎を巡って、自分の好きな古いものを取り揃えるアンティークス バガットを運営。その傍ら執筆業も営む。

※1ユーロ=約117円(2019年9月現在)

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