ますます熱気を帯びてきた、ロンドンオリンピック通信。

ミツコのロンドン・ウィークリー

オリンピック観戦で寝不足の方は多いのではないでしょうか。大会も中盤を終え、ますます熱気を帯びてきて、いろいろなドラマが生まれています。地元開催とあって気合いの入るチームGBも、ここへ来て金メダル・ラッシュ! 応援にさらに熱がこもってきました(うるさいくらいに)。ウィリアム&ケイト、ハリーのヤング・ロイヤルズをはじめ王室のメンバーも、GBが活躍する試合には連日駆けつけ、応援しています。

120807london1.JPG 市内のあちこちで案内係が笑顔で対応。

120807london2.JPG会場整理係は、こんなのを手につけて。

それにしても、 内村選手、やりましたね。やはり、日本選手の活躍は本当に嬉しい! ラッキーなことに会場で観ることができたのですが、思わず、胸の前で手を合わせてドキドキしながら応援してしまいました。彼の演技は別格。スポーツは大好きなものの、ロンドン・オリンピックについては正直、あまりハッピーな気持ちでいたとは言えなかったのですが、究極に鍛え抜かれた選手たちが競い合う姿を目の当たりにすると、そんなヒネた気持ちは吹き飛びます。月並みですが、素直にすばらしいと、選手を讃えたい気持ちしかなくなります。

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120807london0.JPG会場には、銃を持つ警官もいれば、フレンドリーな警官も。

それに、なんだか、周囲がみんないい人。観戦に訪れる人たちも、会場や街で案内係を務めるボランティアのみなさんも、誰もがフレンドリーで、こちらが日本人とみると、「おめでとう!」「よくやった」と声をかけてくれたり、「いろんな国の人と写真を撮っているんだけど、一緒に」と言われたり、前の席で観戦していたアメリカ人の少女には、北京オリンピックのバッジをもらったり(交換するバッジを持っていなかった私は、扇子をお返しに)と、そうか、これがオリンピックというものなんだ、と妙に感心&納得してしまいました。一度、この雰囲気を味わうと、また明日も来たい!と思ってしまうから不思議。私の周囲で一度足りとも観戦した人は声を揃えて、そう言っています。オリンピックを斜めに見ることはいくらでもできるけれど、人をつなぎ、感動させるそのパワーは、やはりすごいと言わざるを得ません。それと、地元開催の良さも。

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120807london6.JPGテレビで見飽きたかもしれませんが、オリンピック・パークは、夜になるとオービットやスタジアム、各競技会場がライトアップされて、きれい。

しかし、会場で熱い戦いが繰り広げられている一方で、市内はというと、これが、拍子抜けするくらいにすいていて、ビックリ。道路や地下鉄の混雑は誰もがロンドン大会の大問題のひとつと考えていたのですが、今のところ、大きな問題はまったくなし。昨年から混雑緩和のための警告キャンペーンが行われており、大会直前からはさらにそれに拍車がかかって、ボリス・ジョンソン市長の声で、地下鉄やバスの車内にアナウンスが流されていたのですが、すいている市内を見ると、そうか、あれは脅しだったのか、とさえ思えてくるほど。混乱を嫌う人たちは既にホリデーで国外脱出しているということはありますが、イギリス人が、警告(脅し)に従うほど従順だったとは、とても意外です。というか、それだけ誰もが、こんな道路も地下鉄も混雑しているところにオリンピックで利用客が増えたら、たいへんなことになる!(私もそう確信していました)と、混雑に巻き込まれて泣きをみたくないがために自衛手段をとったということだと思いますが。地下鉄などふだんよりスムーズに運行していて、何だ、イギリス人、やればできるじゃん!という感じです。

120807london7.JPG競泳の会場アクアティック・センター。準決勝で北島選手が泳いでいます。

交通混雑がないのはよしとしても、困ったのは小売店やレストラン業のみなさん。オリンピック観戦以外の人はロンドンに来るな、用事のない人は市内に出るな、と言われ続けたため、市内中心部に買い物客がいない。オリンピックで高騰したホテル代を嫌い、海外からの観光客も減った、と、喜べない事態になっていて、観光名所のひとつ、ロンドン塔など、昨夏比で58%も入場者が減っているそう。そのため、今日(2日)は、デイヴィッド・キャメロン首相が、「ロンドンに戻ってきてください」とコメントを出す始末。「やりすぎたとは考えていない。反映する大都会での開催で、交通がストップしてしまうようなことがないような措置をとって、それが成功したということ」とのことですが、、、。交通渋滞が予想外にないので、期間中は中止としていたデリバリーを再会したビジネスもあります。

120807london8.JPG体操の会場ノース・グリニッジ・アリーナは、ふだんはコンサートなどの会場として使用されているドーム。大会前から、屋根のてっぺんを歩くツアーが始まりました。

競技以外でも、さまざまなドラマのあるオリンピック。残りあと1週間ほどの間に、どんなことが起るのか、競技ともども、目が離せません。

120807london9.JPGどの会場でもチームGBの応援はすごいですが(その次がアメリカ)、体操では団体で銅メダルと予想以上の成績を収めた余勢をかって、個人総合でもひときわ声援が大きかったです。でも、勝ったのはジャパン。

あ、そうそう。開会式の時にイギリス選手団(チームGB)が着用していたユニフォーム、あれは、ステラ・マッカートニーのデザインではないそうです。競技用やトラックスーツなどはステラだったので、ぜんぶそうなのだと思っていたら、あの白+ゴールドの上下は、ハイストリートのチェーン「NEXT」製とのこと。赤青白の国旗カラーのベースから脱却したのはヨシとしても、何だかプレスリーの衣装みたいでチープで、ちょっとぉ、、、と思っていたので、ステラじゃないと知って、個人的にはホッとしています。

120807london11.JPGびっしり埋まったビーチバレーの会場。バッキンガム宮殿そばのホースガーズ・パレードという市内中心部のロケーションにビーチを設置というのも素敵。

120807london12a.JPG初めて観戦したビーチバレー。どの競技もショーアップされている中、ひときわショー効果があって、ハーフタイムと言わず、セットの途中に何度もショータイムがあり、観客を飽きさせません。ビキニ目当ての男性だけでなく、子供から男女大人まで楽しめる要素があることに、正直,ビックリ! 

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