京都上ガル下ガル
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ルーフトップバーで楽しむ、京都の夏の夜。

京都の夏の風物詩といえば鴨川の川床ながら、いま地元の人が楽しんでいるのが夏限定の“空床”、いわゆるルーフトップバー。祇園界隈を一望できる見晴らしのよさや重厚感ある歴史的建造物など、京都らしさを満喫できるとっておきの3軒をご紹介。すべてノーチャージで、一杯から気軽に立ち寄られるのも魅力です。

京都上ガル下ガル / July 30, 2018

インザムーン

京都タワー、四条大橋、鴨川、南座、八坂神社、清水寺……。京都の名所をぐるりと一望できるのが、2016年にオープンしたこちら。その眺望の素晴らしさや開放感は、京都や祇園をよく知る人も「こんな場所があったなんて」と驚くほど。場所は南座からすぐの9階立て雑居ビルの屋上。エレベーターを降りると目の前にあるバーカウンターを取り囲むように、ハイスツールやテーブル席、ソファ席などが配置されている。キャッシュオン・スタイルの明快さや、充実したドリンクメニューとその手頃な価格も人気の秘密。おすすめの時間帯は空が暮れなずみ、街に光が灯る夕暮れ時。月夜のきれいな晩もまた出かけたくなる。

2018_07_17_0368.JPG西側からは四条通りや鴨川を一望。手前はレストラン菊水のビアガーデン。取材日は祇園祭の神事「神幸祭」。八坂神社を出発した3基の神輿を見下ろせた。

2018_07_17_0255.JPGエレベーターを降りると、まず中央カウンターでドリンクをオーダーするキャッシュオン制。フードはミックスナッツのみなので、同時オープンした下の階の系列ビストロ「in the soup」での食事の前後に訪れるのもオススメ。

2018_07_17_0250.JPG西側の席。右端は耐震工事を経て、11月に再開する南座。この距離感!

2018_07_17_0265.JPGカウンター席、ソファ席など席のタイプもさまざま。予約不可ながら、混み合ってもスタンディング可能なのがうれしい。ただし、悪天候の場合はクローズ。

2018_07_17_0238.JPG遠くには京都タワーが望める。夜、ライトアップされた京都タワーも素敵。

2018_07_17_0294.JPGSNSで人気拡散したこちらは、写真映えするカクテルも自慢。右から、アメリカンレモネード¥1,000、ノンアルコールカクテルのピーチオレンジスカッシュ、洋梨ライムスカッシュ各¥800。ドリンクは¥800〜¥1,200という価格帯。

2018_07_17_0353.JPG暗くなると吊り下げた電灯とキャンドルが灯り、ムーディな雰囲気に。

2018_07_17_0355.JPG遮るものがない広い空に浮かぶお月様は、ルーフトップバーならではの特権。

2018_07_17_0373.JPG夕刻から夜へ。刻々と移り変わる空のグラデーションに見とれる贅沢な時間。

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インザムーン

in the moon

京都市東山区中之町200 カモガワビルRF

TEL:075-708-6966

営)18時〜24時

休)雨天ほか不定休

カード不可

http://inthesoup.jp

※2018年の営業は9/25まで

 

〉〉祇園のビルに誕生した、サワー専門店の2号店。

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サワーガーデン

以前この連載でも紹介した、フレッシュフルーツを使ったフォトジェニックなサワーの専門店「裏寺町サワー」。その新店が、カルチャー発信地として新しく生まれ変わった祇園のビルの屋上に誕生。長方形のシンプルな空間で、手前にバーカウンター、奥へ進むと中央に大きなベンチとラグがあるだけ。電飾もなし。「オープン前にニューヨークに視察に行った時、好きだったのはパブリックホテルの暗いルーフトップバー。夜景さえあればいいし、鴨川を見てもらいたいと思って」とオーナーの鈴木弘二さん。確かに眼下には北から南まで川床が見渡せて、ちょっとした優越感。当店限定のフローズンサワーはぜひお試しを!

2018_07_17_0408.JPG灯りは手元や足元を照らすライトのみという潔さで、クールな空間に。

2018_07_17_0429.JPG中央市場や農家から直接仕入れる旬のフルーツを贅沢に絞るサワーは、一瞬京都の夏の暑さを忘れさせてくれる爽快感。お酒が苦手な人は、ソーダ割りで。

2018_07_17_0418.JPG中央のベンチに座ったり、柵沿いのカウンターで景色を楽しんだり。

2018_07_17_0439.JPG鴨川の向こうに広がる川床の景色。川面に映った灯りにも風情が漂う。

2018_07_17_0006.JPGバーカウンターには並べられた、旬のフルーツたち。

2018_07_17_0039.JPGこの時期のオススメが沖縄石垣島の農家から仕入れたピーチパイン。甘くてみずみずしい果汁は、サワーと好相性。ピーチパインのサワー¥800

2018_07_17_0059.JPGスイカは金沢のもの。カップに大胆に添えられたカットスイカまで余すことなくいただきたい。スイカサワー¥800

2018_07_17_0081.JPG広島の千羽鶴の再利用紙で作ったオリジナル団扇や、京都のショップ兼ギャラリー「VOU」とコラボレーションしたバッジ、ドライフルーツなども販売。

2018_07_17_0444.JPGアクセスは5階までエレベーターで上がり、そこから階段で屋上まで。裏寺町のサワーでも見られる、ネオンアートが踊り場を彩る。同じビルにはデザイン事務所、ギャラリー、レコード会社など、クリエイティブなテナントが多い。

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サワーガーデン

Sour Garden

京都市東山区中之町200 カモガワビルRF

TEL:なし

営)17時〜23時(22時30分L.O.)

休)雨天ほか不定休

カード不可

http://sour.jp

※2018年の営業は9/20まで

〉〉昭和の名建築が、地元の人の憩いの場に。

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フォーチュンガーデン京都 

1927年、近代建築の巨匠・武田五一の設計により誕生した島津製作所旧本社ビル。昭和初期の名建築が、2012年、レストランやウェディングスペースの「フォーチュンガーデン京都」として生まれ変わり、同年5月にオープンしたルーフトップガーデンは夏の憩いの場として定着。セット提供のみだったフードメニューが今年からアラカルトに刷新し、前菜系からメインディッシュ、デザートまで、女性好みのメニューが揃う。ドリンクもイチオシのフローズンカクテルのほか、サングリアやモヒートなど、京都の暑さを吹き飛ばしてくれそうなラインナップ。1階レストランとの“ハシゴ”も楽しい。人気ゆえ、予約を忘れずに。

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京都市役所本館の北側、ホテルオークラの西向かいという立地。ハイスツールやテーブル席、ソファ席など、さまざまなタイプのシートを用意。

2018_07_17_0113.JPGこちらはフロア奥のソファ席。全体にウッドデッキが敷き詰められ、テラスのような雰囲気でゆったり寛げる。

2018_07_17_0131.JPG一段高くなった北側のスペースは、壁で仕切られ、ゆったり過ごしたい時に。

2018_07_17_0143.JPG女性に人気が高いのがビジュアルも可愛いフランボワーズモヒート¥900

2018_07_17_0186.JPG軽くつまめる料理が多い。左上から、アボカド アンチョビとバジルのソース¥500、タコス(豚の煮込みとワカモレ)¥900、切りたてローストビーフ 九条ネギソース¥1,200

2018_07_17_0236.JPG60分のフリードリンク¥2,000を用意。タップからセルフで注ぐビールをはじめ、ワインやノンアルコールのメニューも充実。

2018_07_17_0449.JPG夜がふけるにつれ、仕事を終えた地元の人たちで一段と賑わいを見せる。雰囲気に合わせて選曲される、上質なスピーカーから流れる音楽も心地いい。

2018_07_17_0491.JPG重厚感と気品が漂う名建築を、当時の趣きをそのままにリノベーション。アーチ型の玄関や窓に、当時、最先端建築だった名残を感じる。

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フォーチュンガーデン京都 ルーフトップガーデン

FORTUNE GARDEN KYOTO ROOFTOP GARDEN

京都市中京区河原町通二条下ル一之船入町386-2

TEL:075-254-8843(10時〜22時)

営)17時〜23時(22時L.O.)(日〜木)、

17時〜24時(23時L.O.)(金、土、祭前日)

休)雨天

カード:AMEX、DINERS、JCB、MASTER、VISA

www.fortunegarden.com

※2018年の営業は9/2まで

※席は1時間30分制

※毎シーズン一夜限りのサマーイベントを開催。今年は8/4(土)に各分野で活躍するアーティストを招き、映画のようなひと時を演出する「SESSION〜CINEMA〜」が催される。

photos:SADAHO NAITO, réalisation:NATSUKO KONAGAYA

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