京都上ガル下ガル
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小さな幸せを運んでくれる、京都の新しいおやつ。

京料理から中華やイタリアン、和菓子にチョコレート。おいしいものがあふれるこの街に、甘い誘惑が増えている。人気パティスリーの場所とDNAを受け継ぐお店や和菓子の名店出身の若い職人のお店、仙台から引っ越してきた話題の菓子店。自分にも手土産にも買いたくなる、京都の新しいおやつを紹介。

京都上ガル下ガル / November 22, 2018

ナンポルトクワ

2018年5月に惜しまれつつ閉店した人気パティスリー「オ・グルニエ・ドール」の場所を引き継いで、息子の西原裕勝さんが新しくオープンしたお店。店名はフランス語で「なんでもあり」の意。「父の味を大切に引き継ぎながら、自由な発想でいろいろ作っていきたい」と西原さん。ショーケースに並ぶのは、前店の人気商品だったリンゴのタルトと、ブラマンジェなどのベースにアレンジを加えた瓶入りスイーツ。そして、宇治の抹茶や白餡を贅沢に使った「ミヤヴィ」と、フランス・ヴァローナ社のチョコを使った「生チョコケイク」という2種のオリジナルケイク。近頃モンブランが登場し、これからはムース系やコーヒー系も作っていくという。今後の展開が楽しみ!

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「夫婦ふたりで営むため、待っていただくお客様に楽しんでもらえるように」と、プロジェクターで自然の映像を流したり、さまざまなフィギュアやポスターが飾られ、ギャラリーのよう。

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ファンにはうれしい復活! 生から焼いてリンゴの甘酸っぱさを凝縮させた「リンゴのタルト」¥390。瓶入りデザートは、チーズクリームにフランボワーズの酸味を添えた「ヴェリーヌ・フロマージュ」¥530、「ほうじ茶のブラマンジェ」¥480など。

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厳選した宇治の抹茶と老舗の京菓子原材料店の白餡をふんだんに練り込み、和菓子のようにしっとりとした食感と奥行きのある味わい。「ミヤヴィ」(パウンド型1本箱入り)¥3,250

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マドレーヌやフィナンシェなど、贈り物にもぴったりの焼き菓子も揃う。

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パリのピエール・エルメ本店をはじめ、フランス各地や東京で修行した後、京都に戻り、父・金蔵さん率いる「オ・グルニエ・ドール」に入った西原さん。そこで出会った妻の杏菜さんと二人三脚で店を切り盛り。

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錦小路市場のすぐ北、堺町通の入り口から長い廊下を進んだ先が売り場。現在、廊下のカウンターには椅子が設置され、セルフスタイルでスイーツとコーヒーやお茶などをいただけるように。

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ナンポルトクワ
N'IMPORTE QUOI

京都市中京区堺町錦小路上ル菊屋町527-1
tel:075-708-3742
営)11時〜18時
休)月〜水
カード不可
www.facebook.com/Nimportequoi2018/

 

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どらやき 亥ノメ

こんがりキツネ色に焼けたキメ細かな生地と、間からのぞく粒餡。ひと口食べると、ふっくらもちっとした皮とあずきの粒を感じる甘さ控えめの餡の相性のよいこと。2018年9月、どらやき専門店「どらやき 亥ノメ」を開いたのは、桂の名店「中村軒」をはじめ、和菓子店などで修行を積んだ大塚英晃さん。生地の配合、あずきの炊き方、火加減など研究に研究を重ねてたどり着いた自慢のどらやきが店頭に並ぶ。あずきのほかに、黒糖、抹茶、くるみ、そして季節限定の味も。イートインではあずきのどらやきにバターやラムレーズンなどのトッピングができ、宇治の老舗「山政小山園」の抹茶、神戸の炭火焙煎の「萩原珈琲」のコーヒーといった選りすぐりのドリンクが揃う。

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生地には大原野の卵やハチミツを使用。バター、ラムレーズン、チーズ、生クリームからトッピングを選べるあずきのどらやき(単品¥260)にドリンクが付く「どらやきセット」¥710。抹茶は猪目(ハート型)の茶碗で。

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ミニサイズは持ち帰りのみで、あずき、抹茶、黒糖、くるみが揃う。あずき¥170、抹茶、くるみ、黒糖各¥190。紙袋はイラストレーター&木工作家のかめいち堂によるイラストが愛らしい。

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持ち帰りは、タバコ屋のような小窓から。場所は北野天満宮や平野神社の近く。観光の合間に立ち寄りたい。

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「和菓子屋らしく、季節感のあるどらやきを提案していきたい」と大塚さん。店名は大塚さんが亥年で、奥様が未年(メー)だからだそう。

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カウンターに5席を用意。餡を炊き上げ、皮を一枚一枚手焼きするなど作業はすべて店内で。タイミングがよければ焼きたてのどらやきがいただけるかも?

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どらやき 亥ノメ
京都市上京区紙屋川町1038ー22
tel:なし
営)9時〜17時(喫茶11時〜16時)
休)水、第2・4木、26日 ※25日は営業
カード不可

 

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リンデンバウム

大好きな京都で暮らしたいと、仙台で38年間営んだ菓子店とカフェを閉め、京都に移住した岩手夫妻が2017年3月にオープンした店。「京都暮らしを楽しみながら、夫婦ふたりでのんびりできれば」と、取り扱う商品は3品のみの少数精鋭。スイスのミルクチョコレートと発酵バターをたっぷり使い、しっとりした食感の中にゴロッとチョコレートの塊が入ったクッキー、濃厚でクリーミーなチョコムース、グレープフルーツがアクセントになったマスカルポーネ ブリュレ。どれもまっすぐやさしい味わいで、岩手夫妻の清々しい人柄を映しているよう。親しい人、大切な人に贈りたくなる京都土産の新定番としてチェックしたい。

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物置を改装したという店内は、シンプルで温かみのある空間。

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売り場奥の厨房で毎日作られる3品がショーケースに並ぶ。

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左から、注文後に表面をバーナーで炙る「マスカルポーネ ブリュレ」¥430、「チョコムース」¥400、「チョコレートクッキー」(1袋6個入り)¥680。

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笑顔が素敵な岩手次男さんと恵子さん。次男さんがお菓子を作り、恵子さんが接客を担当。

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場所は御幸町通沿いではなく、御幸町通の西側に面した駐車場の奥。

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リンデンバウム
Lindenbaum

京都市中京区御幸町通三条下ル 海老屋町323-3
tel:075-746-5210
営)10時30分〜19時 ※売り切れ次第閉店
休)水、ほか不定休あり
カード不可

 

 

 

photos:SADAHO NAITO, réalisation:NATSUKO KONAGAYA

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