【ミラノ】女性への暴力根絶を願う、大胆バッグ。

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ミラノのファッションデザイナー、ジェントゥッカ・ビーニが、女性への暴力反対のためチャリティープロジェクトを立ち上げた。彼女が作ったのは「Pussy Bag(プッシーバッグ)」というもの。一見シンプルながら、ユーモアを効かせたユニークなデザイン。鮮やかな発色が美しく、6色のカラーバリエーションで展開する。このバッグの売り上げの15%を、イタリアの福祉団体「D.i.Re(女性虐待反対組合)」に寄付する。

夫婦間や家族間の暴力を逃れてD.i.Reに逃げ込んできた女性は、年間2万3千人にも上る(2017年)。そのうち半分以上の1万3千人は、これまで誰にも相談をすることなく長い間我慢してしてきた女性たちだ。保護された女性はごく一部であり、暴力の被害にあっている女性はまだまだ多いと予想されることから、ジェントゥッカは女性支援プロジェクトを発足させたのだという。

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ショルダーやウエストポーチとして着用可能。

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6色展開で各390ユーロ~。バッグに特化したeコマースサイト「Saffi25」で販売中。

ジェントゥッカ・ビーニは、1970年代にピエール・カルダンの建築と広告をすべて手がけた建築家の父とアートギャラリーを経営する母を持つ。祖母のブルーノ・ビーニは、1960年代に名だたるアーティストとコラボレーションした有名デザイナーだ。VOGUEの編集者アンドレ・レオン・タリーのアシスタントを務めた後、シャネルのショー用の帽子やアクセサリーを作り始めた彼女。2003年にはミラノのファッションショーにて自身のブランドをデビューさせた。

デザイナーとして成功を収め、さまざまな分野でクリエイティビティを発揮するジェントゥッカ。女性への暴力や虐待が1日でも早くなくなることを祈って、今後も女性支援プロジェクトに力を入れていきたいと語る。

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デザイナーのジェントゥッカ・ビーニ、48歳。©frankie vaughan

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ミラノでは、2月1日までポップアップショップが開催されていた。こちらの売り上げも寄付する予定だという。

※1ユーロ=約125円(2019年2月現在)

réalisation:KIYOE SAKAMOTO

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