【ロンドン】元難民が作る、シリアのブランチに注目。

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いま、EU離脱で大きく揺れ動いているイギリス。3年前の国民投票の際には、ほかのヨーロッパ諸国と足並みを合わせて多くの難民を受け入れるかどうかが大きな焦点のひとつだった。EU離脱にかかわらず、ロンドンが多様なバックグラウンドの人々と共存するダイバーシティな街であることは変わらない。

「モーズ・エッグス」はシリアのブランチが楽しめるポップアップ・レストラン。ここを主宰するシェフのモーは、情勢不安定な祖国シリアから逃れてイギリスにやってきた元難民のひとりだ。フランス北部の街カレーにある難民キャンプにいた頃に、限られた食材を工夫して調理し、仲間たちと分け合っていたことが彼の料理の原点になっているという。
「だからこのレストランでも、ひとつの大きなフライパンで作ったものをみんなでシェアして楽しむようにしているんだ。苦しかった時にいろいろな人に助けてもらった、僕なりの恩返しだと思っている」と、モーは話す。

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「モーズ・エッグス」を主宰するシェフのモーと仲間たち。

メニューはコースのみ。3種類のフムスに始まり、たっぷりの野菜にフェタチーズとザクロを彩りよく散らしたシリア風サラダ、スパニッシュオムレツさながらのジャングル・エッグス、トマトと卵ととろけるチーズがおいしいアシラム・エッグスが続く。これら2種類の卵料理は、モーが難民キャンプで作っていたものをベースとしている。

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コース料理18.50ポンドより、3種のフムスやシリア風サラダ。

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コース料理18.50ポンドより、メインの2種の卵料理。

大きなテーブルがいくつか配された店内では、ゲストは相席で座る。コースが進んでいくとともに、知らない人同士でも自然と打ち解けておしゃべりに花を咲かせ、料理のよい匂いとともに温かな雰囲気が店中に漂う。現在は、月に2度程度のみ北ロンドンのレストランスペースでオープンしている。ホームページを通して購入するチケット制だが、次回の告知が出るとあっという間にソールドアウトとなる人気ぶりだ。

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大勢でシェアできる雰囲気が楽しい。

Mo’s Eggs
www.moseggs.co.uk

※1ポンド=約132円(2019年9月現在)

réalisation :MIYUKI SAKAMOTO

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