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夢うつつの景色にため息、春の清春芸術村。その1

こんにちは。フィガロ編集部のMIです。東京ではすっかり葉桜となってしまいましたが、先日の日曜日、山梨で美しすぎる桜と芸術を満喫してきました。

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敷地内をぐるりと囲む、見事な桜たち。この建物は藤森照信設計の茶室 徹。残念ながら一般公開はしていません。

山梨の北杜市に、以前より訪れてみたかった、アートスポットがあります。「清春芸術村」という場所で、敷地内には錚々たる建築家が設計した美術館などが点在しています。まずは、清春白樺美術館。こちらは志賀直哉を筆頭とする白樺派に関する展示をしています。現在は5月14日(日)まで、『白樺派の時代展』が開催中です。

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谷口吉生設計の清春白樺美術館。館内は階段でぐるっと展示室を囲む螺旋式になっていてユニークです。

そして、こちらは安藤忠雄設計の、光の美術館。自然光で観る美術館には、スペインの作家アントニ・クラーベの作品が常設されています。打ちっぱなしの壁に作品、そしてそこに差し込む光、という光景が美しいです。

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左:ストイックな外観。右:天井から光が差し込みます。

光の美術館のそばには、パリのエッフェル塔の階段もあります! エッフェル塔の仕様が階段からエレベーターに変わる時、売りに出されたそうです。その一部がこちらに。

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思わず階段を上りたくなります……。

そしてその奥には……なんとも奇想天外な茶室が! ツリーハウスのようなこちらは、藤森照信さんの設計。茶室を支えるのは、清春芸術村に植えられていた樹齢80年の檜だそうです。

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右下のハシゴがかかったところが入口です。

そして中心に立つのは、16角形の「ラ・リューシュ」。もともと1900年のパリ万博の、ワインのパビリオンとして建設されたもので、ギュスターブ・エッフェルが設計しました。モンパルナスへ移築された後はアトリエに改装。現在はパリの記念建築物として保存されていますが、シャガールやモディリアーニなど巨匠らが暮らしていた場所として有名でした。この建築をもとに再現したのが、こちらのラ・リューシュ。アーティストたちの創作の場として、アトリエと生活設備を整えています。

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清春芸術村の中心に立つラ・リューシュ。存在感あります。

数々の建築を堪能した後は、満開の桜に夢心地。

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一度倒れたけれど元気に回復した大きな桜。

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地面につきそうなほどたわわな桜。近い位置で桜と対峙できる幸せ。

 

清春芸術村から車で20分ほどの場所には樹齢2000年の山高神代桜もあります。合わせてお楽しみいただくと楽しいです。

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桜の時期は、イワナの串焼きや、地元の野菜販売など屋台もいろいろ出ています。

桜と芸術を満喫したあとは、杉本博司設計のレストラン、素透撫へ。
→その2へ続く。

清春芸術村
山梨県北杜市長坂町中丸2072
tel:0551-32-4865 (清春白樺美術館) 0551-32-3737 (光の美術館) 0551-32-5608(レストランパレット)
開館時間:
清春芸術村、清春白樺美術館:10時~17時(入館は16時30分まで)
光の美術館:10時~17時
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日休み)、12/26~1/1
入館料:清春芸術村(白樺美術館・光の美術館入館料含む):一般¥1,500

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