寒中お伺いを申し上げます。

三寒四温、いかがお過ごしでしょうか。デコラトリスの多賀谷洋子です。

少し前ですが、玉川高島屋で、スタイリング＆セミナーをさせて頂きました。
何度かお仕事をさせていている、洋食器とリビング用品の売り場「maison et table」で、ヴィンテージシルバーの他、英国の最高峰クリスタルブランド「ウイリアムヨーワード」をコーディネートに使わせて頂きました。
こちら、日本では殆ど市場に登場しないブランドだけに、スタイリングのご依頼を頂いてから、搬入日を心待ちにするほど期待いっぱいの仕事でした。

WILLIAM YEOWARD

あまり日本では知られていないブランドですが、ヨーロッパでは英国王室御用達のハンドメイドクリスタルブランドとして不動の地位を確立しています。

バカラ、サンルイ、ウオーターフォード等世界の有名クリスタルブランドのほとんどが創業100年をゆうに超える歴史を持っていますが、こちらは、20世紀末創業という高級クリスタルマーケットの中ではニューカマー的な存在。

ですが、クリスタルが英国に誕生した17世紀からの古典的技術を継承しつつも、モードでデザイン性の高いものを多数発表しているため、創業すぐに英国王室の目に留まり御用達のワラントを与えられ、セレブリティに愛される銘ブランドへと一躍躍り出ることになったのです。

The world’s most glamorous crystal

ブランドのキャッチコピーが謳っている通り、まさにラグジュアリーなモダンブリティッシュを感じさるものばかり。
カットクリスタルというと古典的で、少しコーディネートの方向性を踏み外すと、野暮ったくなりアウトオヴデイト、昭和な雰囲気になってしまいますが、オールハンドメイドからくる素材の柔らかい輝きと、これ見よがしに頑張り過ぎていない抜け感あるカットバランスなので、アンティーク銀器と合わせてもとても優雅でモダンな雰囲気になります。

今回は、クロスはスワトウ、食器はベルナルド「コンスタンス」をセレクト。極力シンプルなものを合わせ、さりげない高級感を演出しています。

グラスの他、花器や小物類も多数お目見えし、とても華やかな売り場となり、又、セミナーでは、私が最も旬だと思っている「モダンと古典の邂逅」をテーマにしたおもてなしアイデアをご紹介、こちらも大勢の皆様にご来場頂け公私共にとても幸せな時間となりました。

ご来店下さった皆様、高川高島屋リビングバイヤー塚本さん他、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

尚、今月22日午後にも、同売場で、銀食器のセミナーを開催させて頂くことになりましたので、詳細は改めてご案内させて頂きますね！

銀器やおもてなしがお好きな方、よろしければsave the date !!