生まれ変わるなら、羊になりたい。
おしゃれ好きなもので......
昔から、なぜか羊に心惹かれることが多いです。村上春樹作品に出てくる「羊男」に疑似恋愛をし、漫画『動物のお医者さん』に登場する「プルプル」(必殺技はプルプルのチョキ)に夢中になりました。毛糸が好き、ニットが好き、ブランケットが好き、編み物が好き。できれば羊年に生まれたかったです。
秋冬シーズンの展示会を回っていて、またひとつ、素敵なニットブランドに出合いました。その名は「ジョン・スターナー」。スウェーデン生まれのブランドで、デザイナーはアレキサンダー・ストゥッテルハイム。スタイリッシュなレインコートで知られる「ストゥッテルハイム」を立ち上げた人物です。
この「ジョン・スターナー」のニットは、彼の農場で育った羊たちの毛から編まれていて、その羊のイヤータグがついてきます。そしてハンドメイドの商品には、編んだ人のイニシャルも記されている。そんな、作り手たちの想いがぎゅっと詰まったブランドなのです。
初コレクションとなる2017年秋冬シーズン、日本では、ビショップやスーパー エー マーケットでの取り扱いが決まったそう。是非、店頭でチェックしてみてください。
編集KAE
ブランドロゴは王冠をかぶった羊。もうこれだけで心を鷲掴みにされました。編み手のイニシャル「M・S」が記されたニットとマフラー。
1頭から1着しか作れないというセーター。
実際にその羊がつけていた黄色いイヤータグがついてくる。