ノエルをシックに演出する、大人のためのクリスマスケーキ。

ノエルまであとわずか。今年、TOKYOパリジェンヌにおすすめしたいクリスマスケーキは、ちょっと大人な目線で選ぶ個性派のガトーやアントルメたち。サプライズと創造性に満ちた、選りすぐりの5点を紹介します！

「シャテニエ」 Φ12cm×H4.5cm ￥4,320
うつわ：プレート24（Φ24.5cm）￥6,480／ATSUSHI FUNAKUSHI 

フレンチのアプローチ満載、大人シックなケーキ。

「ビストロ×カフェ×エピスリー」を提案するフレンチ「ピルエット」のシェフパティシエ武井祐太氏が提案するのは、マロンとショコラの贅沢なマリアージュが楽しめる大人味のクリスマスケーキ。フランス語で“栗の木”を意味する「シャテニエ」の名を冠したケーキは、風味豊かなビスキュイをベースに、甘さを引き締める砕いたフランボワーズを間に散らしながらマロンとショコラのムースを重ね、クリスマスレッドに色づけしたミルクチョコレートでコーティング。ショコラで作ったリースとプレート、砕いたマロングラッセ、雪に見立てたマロンの蒸し煮のすりおろしで華やかに彩り、側面には砕いたサブレで食感のアクセントもプラス。ほっくりとした栗の程よく濃厚なタッチも、甘さを控えることで、軽くエレガントな印象に。ぜひ大切なパートナーや友人とともに味わって。

≫ 次のページでは、“ミニャルディーズ”のクリスマスケーキが登場。

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左から「パンデピス」 ￥420、「フィグ カシス」 ￥470、「マカロン オペラ」 ￥470
うつわ：銀彩プレート24（Φ24.5cm）￥15,120／ATSUSHI FUNAKUSHI 

“ミニャルディーズ”で祝う、スペシャルなクリスマス。

1周年を迎えたばかりのミニャルディーズ（小菓子）専門店「アン グラン」。初の試みとして、ノエルに合わせた新作3品を発表。フィグのぷちぷち食感と、ブロンドチョコレートをベースにしたカシスムースの爽やかさが印象的な「フィグ カシス」。マカロン生地とジョコンド生地を融合させ、フランスの伝統菓子オペラを華やかに再構築した「マカロン オペラ」。ベーシックなパンデピスを自家製のオレンジコンフィで軽やかにアレンジしたスパイスショコラケーキ「パンデピス」。シェフ パティシエ金井史章氏と、スーシェフ パティシエ昆布智成氏ならではの繊細な技とセンスがぎゅっと集約された3品。小さいながらクリスマスの小宇宙が味わえるかも。

≫ 次のページでは、ショコラのボックスからケーキが登場!?

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「コフレ・ド・レーヴ」　 W20×D12×H8cm ￥8,640
うつわ：銀彩フラットプレート（Φ29.5cm）￥21,600／ATSUSHI FUNAKUSHI （68HOUSE）

ショコラボックスの中から登場する“夢”にときめく。

ショコラでつくられたボックスの中から、フランボワーズとショコラのムースケーキが登場！　ホテルパティスリーならではのサプライズな仕掛けに心ときめくケーキには、「コフレ・ド・レーヴ（夢の宝石箱）」の名が。ベリーカラーで艶やかに彩ったムースのトップには、ツリーのオーナメントを思わせる星や雪の結晶。ナッツを効かせたダコワーズ生地をベースに、中心のフランボワーズのジュレ、ショコラのムース、フランボワーズのムースで構成した3層のケーキがトッピングのベリーと融合することで、酸味×甘みの軽やかなアンサンブルが完成する。ケーキを食べ進めながら、ショコラボックスまで食べ尽くせてしまうという贅沢。遊び心に満ちたケーキがパーティを一段と盛り上げてくれそう。

≫ 次のページでは、フォアグラと黒トリュフを使ったケーキを紹介。

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「プレミエール」 Φ10cm ￥4,860（限定60台／各店20台）
うつわ：プレート27（Φ27.5cm）￥8,640／ATSUSHI FUNAKUSHI 

赤ワインと合わせたい、フォアグラと黒トリュフのアントルメ。

今年も驚きと創造性に満ちたノエルコレクションを発表した「リベルターブル」森田一頼シェフ。フォアグラを使ったタルト生地の内側に、黒トリュフのシブーストクリーム、ブランデーでソテーした栗とりんごを忍ばせた「プレミエール」は、食事とデセールのちょうど中間のような、サレ（塩気）をベースにしたアプローチが印象的。生地とクリーム、トッピングが口の中でひとつになると、思わず赤ワインやモルト系のスピリッツに手が伸びそう。直径10cmと小ぶりながらも、食べごたえありの一品！

≫ 次のページでは、パン×ケーキの個性派ブッシュドノエルを紹介。

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「ブッシュパンプルムース」  ￥4,000（数量限定）
うつわ：フレームプレートホワイト24（Φ約24cm）￥6,480／ATSUSHI FUNAKUSHI 

パンとケーキを融合。“パンプルムース”の個性派ブッシュ。

ブーランジェリーならではの発想をもとに、フランスの伝統菓子ババからインスピレーションを受けたユニークなブッシュドノエルを提案するのは、パリ発のブーランジェリー「ゴントラン シェリエ」。華やかなオレンジ色のブッシュの中心は、グレープフルーツ、ライム、カンパリのシロップに漬け込んだブリオッシュ生地。ベースにはセーグル粉やシードを配合したサクサク歯ごたえのある生地を融合。まわりにはほど良い酸味をたたえたピンクグレープフルーツのゼリーをあしらい、さっぱりとやさしい風味が完成。冬のパンプルムース（グレープフルーツ）を主役にした個性派のブッシュドノエルは、粉モノ好きな友との集まりに選びたい。