再びアルゼンチンタンゴ
久しぶりのブログです。日本に帰ったり、野暮用が続き、そして大統領選挙も終わり、気がついたら5月も半ばに差しかかるというのに、まだまだ風が冷たくコートが手放せません。
さて、サンジェルマン・デ・プレのサン=シュルピス教会に寄りました。
パリとブエノスアイレスに年に半分づつ滞在している、尊敬するマエストロが、4月にパリへ戻って来て、再び戻ってきたタンゴな生活。
ドラクロワの「天使とヤコブの闘い」を眺めていると、映画「タンゴレッスン」を思い出して(このフレスコ画の前で同じポーズで踊る二人のシーンがあるのです)静かに感動が寄せてきます。
そして、久しくご無沙汰していたミロンガへ行ってきました。
4区の区役所の「結婚の間」。4区の住民が結婚式を挙げる豪華な広間は、夜はタンゴの場になるのです。こんな臨機応変なフランス人の考え方っていいなと思います。
わずか数分間の曲の中で、初めて会ったパートナーと言葉を交わすことなくコミュニケーションをとって、いかに心を合わせて踊ることができるかがタンゴの醍醐味。ピタッーっと気持ちが重なって、曲に乗れたときの快感は素晴らしい。
これから夏にかけて、パリは野外のミロンガが増える良い季節です。早く暖かくなってほしいなぁ(^o^)
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