シャレード気分で！？

「今日はちょっと遠出するよ〜♬たぶんまだ二人と行ったところのない山。」とヘリー。

K「もう4年もここで滑っててまだ行ってない山なんてあるの？！」

H「まだまだ、まだまだいっぱいあるよっ！！」

ということで、

ゴンドラで山を登り、

谷を下り、更にゴンドラを乗り継いで、

まだまだ登るゴンドラ。

初めて北海道で滑った時はなんて広いんだろう…！と驚いたけれど、その比ではないというか、何度地図を見返しても自分がいる位置がわかりません(=_=)　そもそも方向音痴だし。。

長いゴンドラ移動の中が休憩タイムなので、ヘリーとの話も色々。

初めて一緒に滑った時はヘリーは態度も笑顔も硬く、話題も言葉も選びがちというか遠慮がちの様子でしたが、2年目、3年目、そして今年4年目となると、かなりフレンドリーというか、あれこれ気さくに話してくれるようになりました。

H「昨日さ、夜遅くにウッシー（彼女）から電話がきて参ったよ。夜遅いから無視した。」

夫「何時くらいだったの？」

H「22時。」

K「え？　ヘリー、、何時に寝てるの？」

H「21時半から22時の間。22時には寝たいのにいつもウッシーの電話で夜更かしでさー。」

以前ウッシーを紹介されているので、私達は顔見知り。彼女はウィーンに住んでいるのでヘリーがスキーガイドをしている冬の間は遠距離恋愛なのです。

夫「ウッシーとは最近はいつ会えたの？」

H「先週の月曜日。今度会えるのは2週間後かな。」

K「なかなか会えないと淋しいね…。電話の頻度は？」

H「毎日だけど。」

K「すごい♡」

H「電話は毎日ウッシーからだよ。オレからはしないから。」

ヘリーさん、何気にモテ男ぶり自慢？！　今っぽい女性に優しくソフトな感じではなく、どうやらオレについてこい系のようです。

それにしても、またすごいところを滑り降りてます…。

ゲレンデにあるカフェ＆レストランでは、お昼前からビールやホットチョコで和む楽しげな雰囲気。

が、私達にそんなのんびりタイムは一切無し。トイレに立ち寄るのみ。。

K「いーよねー、みんな楽しげで。」

夫「じゃ、ホテルに戻ったら今日のランチはテラスにしよう♬オードリーの映画・シャレード気分で！」

K「シャレードごっこするなら着替えたい♬　そもそも限りなくスッピンだし…」

夫「は？時間が無いだろ！！ラストオーダー1時45分。ホテルに戻るのは1時半！」

スキー中は眉毛を描いて、太めのアイライン。あとは日焼けどめだけ。

それもスキーの後には眉毛も消え、アイラインもよれます(=_=)

夫「そのためのサングラス！サングラスで隠せ…」

K「はーい」

中には、そのまんまシャレードのようにミンクやアストラカンのファーを着て、大ぶりサングラス、赤ワインと煙草を片手に優雅な方もいるけれど、私達のようにランチラストオーダーギリギリまで滑っていたり、午後からも滑る人はスキーウェアのまま。

そして囲まれた山の向こうに日が傾くのも早く、ちょっと陰ると一気に気温が下がるので15時前にはかなり冷え込み、皆さんサーっとテラスから引きます。

とりあえず冷えた体にまずは温かいスープ。

今日はコンソメスープに、ハンペンのようなクネル入り。

だんだんと胃が大きくなっているようで、サラダバーで取る量がどんどん増えてきました。

というか、疲れた体が野菜を欲する…！

メイン料理はブイヤベース☆

バジルソースを塗ったバゲットとルイユソースが別立てというのがちょっとユニーク。

デザートは、これまたオーストリアの名物デザート“Mohr im Hemd”（モア・イム・ヘムト）。

「白いワイシャツを着たムーア人」と名前がユニークな伝統ケーキで、蒸しあげた温かいチョコレート蒸しパンのようなスフレ？のようなケーキにフワッフワッの生クリームをたっぷり載せていただきます。

素朴だけど旨ッ♡なデザートです。

晴れないと、気温が上がらないと楽しめない雪山テラス。

すっかり気に入り、まずホテルに戻ってビール1杯が習慣に。とにかくスキー直後のビールって旨ッ！！

いつかはシャレードちっくなお洒落をして楽しんでみたい…♡

更にテラスのバーで一杯☆って、、酒量が増える今日の頃。

ところでこのバースツールのもこもこ羊のファーがとっても暖かい（●＾o＾●）

これホテルで売ってるらしい。欲しい…。

À demain(^^)/　

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今日は、「私のせいじゃありません！」
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