イケメンと、旅するコッカースパニエル
いぬパリ
こんにちは、吉田パンダです。先日、撮影で一週間カンヌに滞在したのですが、おかげで5月病ならぬ、南仏病にかかっています。
ああ、早くコートダジュールに帰りたい←いや、こっちがホームだから。
さて、今日は初夏のパリから。写真は植物園の一角、ラビリンス側の入り口。パリで好きな場所のひとつです。
5月の太陽が落とす影。
植物園 ラビリンス
www.jardindesplantes.net/fr/preparez-votre-visite/jardins/labyrinthe
植物園から移動して、こちらはサン=ジェルマン・デ・プレ。セーヌ通り6番地。アートギャラリーの入り口です。6だ、、6を忘れるな、、、←は?
セーヌ通りを下り、パリ6区ビュシー通りで見かけたのはイケメンと、それを見守るイングリッシュ・コッカー・スパニエルのシルエット。
「僕の仕事は旅をすることさ」と語るギヨームさんと、愛犬のプラリネちゃん4歳。
その若さながら、すでに不動産所得で悠々自適(!)。プラリネちゃんを連れて、もう57カ国を旅したんだよと話していました。
「ねえギヨーム、カメラなんか見ちゃダメ。私を、プラリネだけを見ていて、、」
「ギヨーム、聞いてるの? もう、あなたしか見えないのよ、、むちゅ」
「ねえギヨーム、覚えてる? 私と初めて会った日のこと。生まれて三ヶ月だったけど、昨日のことのようだわ。私ね、『あ、この人に飼われるんだ!』って思ったのよ」
「シャッターの音なんか聞きたくない。強く抱きしめて、ギヨーム!」
一度もカメラに目線をくれないプラリネちゃん、はいはい、わかりましたよ。お邪魔してごめんね。カメラのおじさんは帰りますよ。
爽やかイケメンギヨームさんと、その恋人(犬)プラリネでした。末長くお幸せに〜。
フォトグラファー
世界の犬とおいしいものを、こよなく愛するフォトグラファー。スタジオ勤務を経て、2000年よりパリに拠点を移す。愛犬は黒いトイプードル。雑誌・広告媒体では吉田タイスケとして、旅、ライフスタイルを中心に幅広く活動。