いぬパリ

美味しいごはんとサン=ジェルマンの賢者(犬)

いぬパリ

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こんにちは、吉田パンダです。今日はパリの美味しいものから、ご紹介。

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パリ17区にあるレストラン、ガール・オ・ゴリーユ。オープンしたのは数年前で、フィガロでも紹介されていると思います。
予約のとれないレストラン「セプティム」で働いていたセカンドシェフとソムリエ、その二人が出したお店が美味しくないわけがない。
日本でもそうですが、こちらでも「あそこにいたシェフが、今度新しいお店を出したらしいよ」的な話はすぐに広まります。
話を聞きつけパリの食いしん坊たちはこぞって出かけるわけですが、その分新陳代謝も早い。
そんな中で、オープン後の活気を今も失わないレストランのひとつがこちらです。

Restaurant Gare au Gorille
www.facebook.com/pages/Gare-Au-Gorille/400963493384609

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夜はカウンターでタパスと一杯、という使い方も。

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前菜は軽く炙ったイカ、薄いラード、タプナードソース。薄くスライスされたピクルス含め、素材の良さがバランス良くまとまっていて、旨し。

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メインは、、写真じゃよくわからんね←オイ。豚のあばら肉ロースト、プチポワのピュレ、ズッキーニ。
いわゆる今どきのビストロでも、メイン料理はしっかりとボリュームを出してくれるところがうれしい。単価の問題とかいろいろあるのでしょうが、
日本のフレンチでメインが薄い肉二切れだったりすると、やはり哀しくなるのです。主菜はやはり、どーんとストレートじゃないとねえ。

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デザートはメニューになかったんだけど、勧められたアカシアの花のドーナツ、バニラアイス添え。乙女的には見た目も響きも胸キュンなのですが、
アカシアってどんな味?と聞かれても、説明しがたい繊細さ。もうひとつ、ルバーブが入ったプラリネタルトをいただいたのですが、個人的には
そちらが完璧なデザートでした。完璧とはですね、食感と香り、甘み、酸味、苦味、塩味が渾然一体となってセクシーな、、、←もういい。でも写真はないっす。
ランチのお値段は3皿で27euro。

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ちなみにお店の名前は、ジョルジュ・ブラッサンスの曲「Le Gorille」へのオマージュと言っていました。檻からの解放?(違ってたらゴメン)。
ブログ『気ままにパリ食べ歩き』をお伝えしました。次回もどうぞお楽しみに、、、

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「ワシの出番はまだか、、、」

あ、、そういえば「いぬパリ」でした。
今回も、サン=ジェルマン・デ・プレで出会った犬をご紹介します。

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ドッグシッターのニコルさんとその愛犬、生後6ヶ月のプチ・ブラバンソン(めずらしい)、クッキーちゃんです。

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「いぬブログだっていうのに、どれだけ待たせるんじゃ、、、」

す、すいません!
その表情に賢さがにじみ出るクッキーちゃん。特技は手相を観ること。

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「見える、、!ワシには見えるぞ!小太りパンダさんの未来が!!」

ま、マスター!教えてください。今後モテ期は来るんでしょうか!?

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「ふっ、未熟者めが、、」

生後半年にして、すでに賢者の風格。これでもうら若き乙女、クッキーちゃんでした。
次回のいぬパリも、どうぞお楽しみに。

吉田パンダ Panda Yoshida
フォトグラファー

世界の犬とおいしいものを、こよなく愛するフォトグラファー。スタジオ勤務を経て、2000年よりパリに拠点を移す。愛犬は黒いトイプードル。雑誌・広告媒体では吉田タイスケとして、旅、ライフスタイルを中心に幅広く活動。

吉田パンダ

写真家。長年住んだパリを離れ、現在フランスはノルマンディー地方にて、犬猫ハリネズミと暮らしている。庭づくりは挫折中。木漏れ日とワインが好きで夢想家、趣味はピアノ。著書に『いぬパリ』(CCCメディアハウス刊)がある。instagramは@taisukeyoshida

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