おうちで木登り。にゃん! と幸せな猫ライフ。

PARIS DECO

爪を研ぐ必要のある猫が、家に来ることになった。さあ、どうしよう。家具がひっかかれる? クッションがボロボロになる? メインクーン種の3か月半の赤ちゃん猫を迎えることになったジュエリー・デザイナーのコリーヌ・フィリポンと、夫でヘア・アーティストのフィリップ・メンザは、素晴らしいアイデアを思いついた。家の中に、木登りできる木があれば爪も研げるし、猫もうれしいだろう、と。

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オスマニアン建築のアパルトマン。デザイン家具でまとめられた室内の、素敵なアクセントにもなっている猫の木。

 

でも、既製品の木はどれもいまひとつで、ピンと来ない。自宅のインテリアに調和するのが欲しければ、自分たちで作るしかない! ということになった。天井の高さなどを採寸し、森に行き、倒れている木を拾い、トラックに積んで……。「アパルトマンの建物の階段を通れる木かどうか、これ、けっこう大切なポイントよ」とコリーヌ。木の周囲は、ナイフで削いで滑らかにした。

天井、床、脇の柱の3カ所に木をフィックスし、爪を研ぎやすいようにと幹と枝にコードを巻きつけることに。オレンジ色に染めたコードを部分使いしているのは、リビングルームのオブジェなどと調和させるためだ。

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では、これから一気登りをご覧にいれます! とミュウ。

 

「木を立てるや、ミュウ(猫の名)はすぐに上までのぼっていったのよ。今もしょっちゅう木の上で時間を過ごしていて、夜は枝に直接編みつけたハンモックで寝てるみたい」

ハンモックのアイデアはフィリップが思いついたそうだ。ヘア・アーティストなので編むのはお手のもの。猫を飼うのはミュウが初めてというふたり。寝てばかりいるミュウのことを最初は心配したそうだが、1日16時間くらい寝るのが普通とブリーダーから教わりひと安心したとか。メインクーン種は大きくなるので、いずれハンモックのサイズをさらに大きくする予定だ。

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左:手編みのハンモックに入って、外の景色を眺めるミュウ。尻尾がはみだしてますよ。
右:木から下りたら、テーブルの上に置かれた品と戯れる……ジョン・マルコヴィッチもびっくり。

 

「この猫の木はアートとインテリア用品の中間のような品ね。見た人たちからはとても好評。猫の住むアパートのサイズやインテリアの色に合わせて、スペシャルオーダーを受けることにしたのよ」

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コリーヌ・フィリポンへのコンタクトはインスタグラム@mewthecatparisにて。
photos:Mariko OMURA

大村真理子 Mariko Omura madame FIGARO japon
パリ支局長 東京の出版社で女性誌の編集に携わった後、1990年に渡仏する。フリーエディターとして活動し、2006年より現職。主な著書は「とっておきパリ左岸ガイド」(玉村豊男氏と共著/中央公論社)、「パリ・オペラ座バレエ物語」(CCCメディアハウス)。

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