
京都にオープンした、幸運を呼ぶコーヒースタンド。
こんにちは、編集Fです。3年ぶりに移動の制限がないゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか? 久しぶりに関西に帰省した私は、京都に素敵なコーヒースポットがオープンしたと聞き、早速行ってきました。
4月29日にオープンしたDUNSTAN COFFEE ROASTERS。お花屋さんのように見えますがれっきとしたコーヒースタンド。
向かったのは地下鉄烏丸線四条駅から徒歩6分、ホテル日航プリンセス京都の向かいのビルの1階にあるDUNSTAN COFFEE ROASTERS(ダンスタン・コーヒー・ロースターズ)。4月29日にオープンしたばかりのコーヒースタンドです。
金の蹄鉄がお店の目印。
店名は、イングランドのダンスタンという聖職者の名前から。その昔、鍛冶仕事をしながら隠遁生活を送っていたダンスタンのもとに、悪魔が誘惑にやって来たといいます。そんな悪魔の足に、ダンスタンは真っ赤に焼けた蹄鉄を打ち付けて追い払い、「蹄鉄が玄関に飾られた家には今後絶対近づかない」と約束させたそう。それ以降、鋼鉄は魔除けと幸福のシンボルに。そしてコーヒーを飲む人の安全と幸福を祈り、このお店のロゴも金の蹄鉄になっています。
店内のカウンターは礼拝堂をイメージしているといいます。カウンターの奥にはマリア像も。
テイクアウトできるコーヒーは7種類。テイストはもちろんですが、「疲れを癒したいときに飲みたいほっとする味(“テイク・イット・イージー”)」「いつもと違う自分になりたいときに飲みたい味(“アネイブル・コントロール”)」など7種それぞれにストーリーがあり、その時のシチュエーションや気分に合わせて選ぶことができます。
ドリップコーヒーの他に、カウンターでエスプレッソを飲むこともできます。1杯なんと200円! ドリップコーヒーを待っている間に、カウンターでささっとエスプレッソをいただく……なんて楽しみ方もできそうです。
これまでエスプレッソって、ただ苦い!甘い!というイメージだったんですが、ダンスタンのエスプレッソは優しい口当たり。イタリア式でお砂糖を2本入れていただきましたが、飲み終わった後に底に溜まったお砂糖がまるでビターチョコレートのようで、ずっと舐めていたい...。
よく見ると奥のマリア像の右手にもエスプレッソカップが!
さて、この日いただいたドリップコーヒーは、ベーシックな“ダンスタン・ブレンド”。“自分の幸福を祈ろう”というメッセージが込められたコーヒーは、さっぱり飲みやすく、観光のおともにぴったり。
コーヒー豆を購入することもできます。私はゴールデンウィーク明け毎年襲ってくる五月病対策のために「物事がうまくいかないときに飲みたい味」という“アヴェ・マリア”、そして「自分を信じたいときに飲みたい力強い味」という“ノー・モア・ルールズ”を購入しました。友人へのプレゼントとしても喜ばれそうです。
パッケージにも幸運の金の蹄鉄が。
ただ飲むだけじゃない、コーヒーの新たな楽しみ方を体験できるお店。京都を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。おすすめです。
DUNSTAN Coffee Roasters
京都市下京区燈籠町559-2 Ragusa東洞院高辻1階
https://dunstancoffee.jp/
ARCHIVE
MONTHLY