心と身体を元気にする、薬膳レシピ

新生活の疲れを、春キャベツの力で回復!

GWも間近、春というより夏なんじゃないかと思うような陽気の日本を離れて、ようやく春を感じられるようになってきたと聞くボストンに向かう途中です。
 今日はキャベツのお話。とっても身近な食材ですよね。アメリカに住んでいるといろんな種類のキャベツが手に入りますが、やっぱり私は慣れ親しんだ日本のキャベツに近いものが好き。他のキャベツと比べて球形ではなく、全体が少し平たくて葉が柔らかいのですが、私は韓国系スーパーで、ホワイトキャベツという名のものを購入しています。
 柔らかキャベツ好きとしては、日本でいただく春キャベツは最高でした!
すき焼きに入れたり、簡単に蒸し煮にしたり...。そのなかでも簡単でお気に入りのレシピをご紹介しますね。蒸すことで春キャベツの甘み旨みがより引き出され、パクパクといくらでも食べられてしまいます。
 キャベツは肝、胃、腎に働きかけます。春は肝を傷めやすいので肝に働きかけるものを摂りましょうと前回もお伝えしましたが、今回のキャベツはそれよりも健胃作用のほうがメインの効能。ビタミンUの別名、「キャベジン」は胃腸薬の名前にもなっていますし、おなじみですね。胃粘膜の働きを整えて胃腸の働きをアップします。これから湿度が高くなってくると胃の調子も悪くしがちですし、新生活のストレスで胃腸の調子がイマイチというひとにもオススメ。梅雨前にカラダの水はけをよくする作用もあります。おまけに腎にもよいということはアンチエイジングにもよいということ。
この時期おいしくてお値段もお手頃な万能食材、キャベツを利用しない手はありません。

春キャベツの豚しゃぶ巻き

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【材料】(2人分)

春キャベツ 4枚
豚しゃぶ肉(ロースorもも) 150g
塩 少々
こしょう 少々
・A スイートチリソース 大さじ1
・A ナンプラー 小さじ1
・A 酢 大さじ1

【作り方】

1.A を混ぜあわせてタレをつくる。蒸し器の湯を沸かしておく。
2.春キャベツは長めの粗い千切りにし、片手でふわっと握れるくらいの量を目安にまとめ、真ん中を豚しゃぶ肉1~2枚で巻いて軽く塩、こしょうをふる。
3.2.を蒸気が上がった蒸し器に入れて3~4分蒸す。
4.3.を器に盛り、1.のタレをかける。

ちづかみゆき

料理家・国際中医薬膳師。身体を壊したことがきっかけで薬膳を学び資格を取得。上海、ボストンで活動後、東京に拠点を移す。旬食材の効能を活かした心と身体に寄り添うレシピを提案。料理教室meixue(メイシュエ)主宰。雑誌、企業へのレシピ提供、コラム執筆などを行う。近著に「暮らしの図鑑 薬膳」「巣ごもりごはん便利帳」など。
http://meixue.jp
Instagram: @miyukichizuka

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