Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

クリエイティブイタリアンとワインのS'ACCAPAU

コロナになって積極的に新しいレストランを開拓する気持ちも機会もなかったここ数年ですが、先日お世話になっているSさんの紹介でお邪魔したのが、港区西麻布にある『S'ACCAPAU』(サッカパウ)

N1ZWEcxqSNGqbP7VpCZo7g.jpgよく知るパトロールエリアだけど見覚えがないな…と思いながら目指すと、ネオンサインの看板が。

ネオンサイン、昼間はなかなか気がつきません…。

そしてお店は、地下。

店内は、 グレーを基調としたモダンなインテリアでかっこ良く、カウンター席に座った途端スクっと背筋が伸びました。

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美味しいシャンパンが沁みる〜♡

と感激していると、次々になんだか可愛いアミューズが並べられて。

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<ゴルゴンゾーラチーズスナックとキャラメルチップでサンドしたフォアグラテリーヌ>

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<カボチャのマカロン>

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<シチリア名物のひよこ豆のフリッター“パネッレ”>

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<煮干しフリットに乗ったクロダイ>

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これはまたパリッとサクッと繊細なので、壊さぬように気をつけながら、

夫「ひと口でいかないと!」

K「え、、ちょっと無理」

と言ったけど余裕の大口でした。。

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<鹿肉プチチーズバーガー。チーズはスカモルッァ>

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こうして手で摘んで楽しむアミューズはバラエティに富み、楽しくスタートしました。

カトラリーは、引き出しから自分で取り出すスタイル。

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<桜鱒には、カラスミ、ケッパー、ディル、大根>

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<白魚>

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どのへんが白魚?とアランチーニのような様子でお目見えした一品にナイフを入れると、中から白魚、菜の花、オマール海老が。

トッピングは、キャビア☆

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<ピスタチオのパスタ>

パスタは、切り口が四角い「トンナレッリ」。

これには悶絶♡ 私史上のピスタチオパスタでは、No.1な美味しさでして、ナッティでクリーミーなピスタチオにバジルを合わせ、上にはとろとろなブッラータチーズと旨味凝縮のパンチェッタときた!

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<ホタルイカのリゾット>

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カラフルな様子に見惚れていると、その上からシャカシャカシャカと黒トリュフを削っていただいたところで、

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ボナペティ♬

ホタルイカに黒トリュフを合わせるとはこれまた斬新。

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さて、こちらのレストランのシェフは、イタリアとドイツを拠点に世界各国を巡って15年ほど海外で修業を積んだという田淵拓さん。

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イタリア料理を原点にしながら様々な技術を用い、創造性豊かで自由なひと皿を独自の審美眼で選んだワインと共に提案するというコンセプトだそう。

という訳で、ワインは料理に合わせるペアリングコースをお願いしたのですが、ジョージアのワインなど普段全く馴染みのないユニークなワインも♬

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<甘鯛>

大好きなウロコ焼きで登場。

エンドウ豆のパウダーとガーリックがアクセントになったイタリアン味。

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期待のお肉料理は、目の前でお鍋の蓋をオープン!

フワーッとハーブと燻製香が広がりました。

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現れたのは、ラム肉の香草パン粉揚げ。

とにかくその薫香が素晴らしく、まさに目、鼻、口、脳で楽しめるお料理。

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ローズマリー、ミント、タイムなどのハーブを添えてパン粉をまとわせて揚げ焼きにし、最後に瞬間燻製したそう。

香りが層のように重なり、目を閉じると羊が転がる広い牧草地の景色が広がるようでした!

IMG_4282.jpgそのナイフの迫力にびっくり!

K「ぎゃ〜〜、この指輪あげるから殺さないでっ!」

夫「・・・。」

寸劇に乗ってこないとは、つまらなぬ。。

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デザートは、シナモン、グローブなどのスパイスを効かせたブラッドオレンジのジェラート。

周りにはヨーグルト&桜フレーバーのムース。

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食後は、サイフォンで煎れるハーブティーと、

rO+y42HeQfqbsV5BVJMnrg.jpg焼き菓子とプリン。

7eANO4RkT7y+9g%owhPtzA.jpgDrfrsmLzR8S5SwtvFksDxQ.jpg伝統的なイタリア料理が独創的にアレンジされ、どのお料理にも驚きと幸せを感じました。

パトロールエリアだし、と気楽な気持ちで出かけたものの、味わったお料理は非日常で、どこか知らない世界を旅したような気持ちにもなった『S'ACCAPAU』(サッカパウ)でした。

<info>
S'ACCAPAU(サッカパウ)
東京都港区西麻布1丁目12−4
 

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パリの1枚。

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Belle et Bonne Blogは、気ままに更新中。

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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