Beauty 連載

経絡できれい。

子宮力をアップして、女性らしさを底上げ!

経絡できれい。

新しい年がスタートして、気がつけばもう2カ月。
時間がたつのは早いですね。

皆さま、新年の抱負は実行できてますか?
私の今年の標語は「内から健康&キレイ!」
経絡セルフケアに加え、今年は医食同源のダブルケアで「食」にもこだわっていきたいと思います。手軽に取り入れられる食のアイデアなども提案出来ればと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします!

さてさて、前置きが長くなりましたが、今年一年パワフルに活躍するために一番大切なテーマ! それは「子宮力アップ」です。内から女性らしさを引き出し、女性の底力を発揮できる体を作りましょう。今回ご紹介する経絡セルフケアは、お肌や髪の艶を保つことはもちろん、そろそろ赤ちゃんが欲しいなどと計画している方やアンチエイジング対策を強化したいと思っている方などすべての女性のパワーアップに効果的です。

子宮力=生命力!

子宮力アップを狙うにはまず生命力を向上させることが重要です。
なぜなら、すべてのパワーの源は生命力と深く関係しているからです。普段どんなに健康な人でも、ストレスや過労が続くと生命力や免疫力が弱って、病気になったり体が疲れやすくなったりしますよね。このようなときは子宮力も低下してしまうのです。だからまず生命力を高めましょう。

使うツボ: ①関元(かんげん)
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取穴の仕方: おへそから指4本分下、いわる丹田といわれる部位。


子宮力アップに直結するツボにアプローチ

女性ホルモンを調整するツボとしておすすめなのが「女性ホルモンと上手につきあう 後編」でもご紹介した八膠穴です。こちらのツボは腰痛や下半身の冷え、頻尿などにも効果的です。

使うツボ:②八膠穴(黒点で示した8穴)のなかの次膠穴(赤点で示した2穴)。左右1穴ずつ2穴。
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取穴の仕方:仙骨から左右にちょっと離れた部位にあるくぼみ
※八膠穴とは仙骨にある骨の穴で仙骨を押すとくぼみを感じる部位。左右4つずつ8穴あるので八膠穴といいます。それぞれ上膠、次膠、中膠、下膠穴という名前がついてます。


関元穴・次膠穴にお灸をしましょう!

今回は初めてお灸の方法をご紹介します。
お灸は私たちプロも日々の治療に取り入れている治療法の一つです。
これをセルフケアに取り入れることで自宅でも本格的なケアが出来ます。
効き目があるということは間違った使い方をすると体に与える影響も大きいということですので、使い方に十分注意して行って下さい。


用意するもの:台座のついているお灸
最近はお灸の種類も増え、使い方も簡単で安全性に優れたものが多いです。
熱さも選べますので、最初はマイルドやソフトなどの表記のあるものから始めることをお勧めします。
水を入れた器(まだお灸が燃えている時に熱くなって取った場合に火を消すため)

[やり方](火傷しないよう気を付けましょう)
1. 関元、次膠を取穴してペンなどで印をつける。
2. お灸に火をつけ印の上に置く。
3. 熱くなったら無理せず取る。
4. 熱くならなかった場合はお灸を触って冷たくなっていたら灰が落ちないように気を付けて取る。

[ポイント]
* 基本的には熱くなったら取り除きますが、少しじんわりチリチリ、びりびり、ジーン、かゆみなどの感覚があるのは穴にじんわり熱が伝わっている証拠ですので心配はいりません。
* 1回行って熱く感じなかった場合はもう一度同じ穴に行います。熱く感じるまで行いましょう。
* 一日に1回、ゆったりと時間が取れる時に行うと効果的です。朝晩2回するのも良いでしょう。
* 基本的には1日2回まで。やり過ぎると灸あたりといって、だるくなったり 熱っぽく感じたり、低温やけどする原因になります。
* お灸をした後には黄色っぽいヤニがうっすらと皮膚につきます。すぐに拭けば取れますのでご安心を。

このお灸は毎月悩んでいる方も多いPMS(月経前症候群)や月経痛のひどい方にもおすすめです。

お灸に慣れたり、もっと効果を上げたいと思う方は女性ホルモンを調整してくれる三陰交穴というツボも付け加えてみて下さい。この場合左右両側に行ってくださいね。詳しい取穴の方法などは「女性ホルモンと上手に付き合う 前編」をチェックしてください。

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