Beauty 連載
経絡できれい。
花粉症ブルーに打ち勝つ。
経絡できれい。
ついに花粉症シーズンの到来です。
日中はマスクをして家に入る前に必ず洋服に付着している花粉を払い、窓は開けないようにするなど地道な努力を重ねているにもかかわらず、今日も鼻水は止まらず、目はもちろん、しまいにはのどの粘膜までもかゆくなって......。憂鬱ですよね。以前、花粉症対策としてお腹&手足をマッサージする免疫力アップ方法と、目のかゆみ、鼻の症状に即効性のあるツボをご紹介しました。
今回は、そんな花粉症ブルーのほか、イライラする時や集中力がない時やストレスで疲れ果てた時に試して頂きたい経絡セルフケアのご紹介です。
気持ちが穏やかになり、精神が落ち着くツボを押してみましょう!
イライラ、ストレスで体が悲鳴を上げていると人の体は気力もなくなりますが、免疫力も自然治癒力も低下するものです。これでは辛い花粉症にもストレスフルな日々の生活にも太刀打ちできません。イラっとした時に手軽に押せるツボでまずは気を静めましょう。
使うツボ:労宮 (ろうきゅう)
取穴方法:手のひらで中指と人差し指の間で指をつぼめると手のひらで一番くぼむ部位。
押し方:深呼吸をしながら行います。必ず息を吐きながらツボを親指で押しまわすように刺激します。
そのほかの4本の指は手の甲にまわし、ツボをサンドイッチするようにすると良いです。両側行います。
手足の反射区を刺激してその日のストレスはその日のうちに解消しましょう!
手のひらや足の裏には反射区という内臓や各器官に対応するポイントがあります。また、足の裏には腎経といって免疫力アップにかかせない経絡の出発点もあります。反射区はツボと違い面なのでマッサージが容易です。手のひらと足の裏をマッサージすることで反射区全体に働きかけ、全身の血行をよくし、体のバランスを整えます。
使うもの:温かいお湯を入れたペットボトル(火傷に気を付けましょう)
1)手のひら
ポイント:ペットボトルがなくても温かい飲料を買った時や、温かいドリンクが入ったマグカップでも出来るのでコロコロする習慣をつけるとストレスを溜めずに済むかも知れませんね。
2)足の裏
ポイント:立ち仕事や座ったままのオフィスワーク、歩きすぎたときなどは心臓から最も遠い足はむくんだり、張ったりと一日の疲れが溜まる部位。特に夜のリラックスしている時に行うとぐっすり眠りにつけます。
花粉症の時期を上手に乗り切るためには、それを乗り切るだけの体力・気力がなければいけません。
イライラして集中力がない状態が続くと免疫力も低下し、自律神経の働きもアンバランスになり過食や食欲不振、不眠などの症状も出てきて、花粉症だけの問題ではなくなってしまいます。
花粉症ブルー撃退の作戦です。
● 精神的なケア(今回ご紹介)
● 免疫力アップでアレルギー体質に働きかけるケア
● 直接的に目のかゆみや鼻の症状に働きかけるケア
この3つを組み合わせ、乗り切っていきましょう!
参考リンク)
今から知っておきたい、花粉症に効く経絡。「体質改善編」
本格シーズン到来! 今こそ知りたい、花粉症に効く経絡。「症状改善編」
また、花粉症に間接的にでもよい食品などを積極的に摂取するのも良いですね。
参考までにこんな食べ方はいかがですか?
● 朝食のメニューにバナナ&りんごヨーグルト(適当に切ったフルーツに無糖のヨーグルトをかけるだけ)を加えてみる。
● 外食でスパゲッティを食べる場合トマト、にんにくを使うトマトソースのもので玉ねぎ、ブロッコリーを使っているメニューを選ぶ。
意外と簡単に出来そうですよね!