オトコが好きなファッション!? ライターの本音トーク

ダンス音楽ジャンル「EDM」はこれだけでOK、インドア派のあなたへのお話。

「考えても答えが出ないことは考えない」
という、「メイプル超合金」カズレーザーさんの発言を、
「ムリじゃん、そんなの」
と思ってたんですが、ここんとこずっと、いっつも頭と心を支配してしんどいことがあって、
「『考えない』ようにするって、意外と気持ち楽になるな」
と感心してるファッションライターです。

何がしんどいかって?
言〜わないっ!!
言えねっつーの。

で、改めて「カズレーザー 名言」でググってみたものの、
この発言に誰も触れてない……。
私が脳内補正したセリフ??
もとネタは、「悩んでも仕方ないことは悩まない」うんぬんのような。

まーいーや、気が楽になればいいんだ。
人に、「悩むな」と言われても悩んじゃうけど、「考えるな」には従える。
瞑想みたいに頭をカラにするのはできますからね。
仕事への集中力が削がれてる最近の私の頭を、カラにする、カラにする、カラにするっ。
考えない、考えない、考えないぞっ。

本題。

某アタッシェドプレスの女性に以前、「あなたはブランドの展示会には必ず来るけど、パーティには絶対に来ないね」と言われました。
にこやかに、「あー、そーですねっ」と答えました。
そんな、コミュ障気味なヤツは歩いてるとき、電車に揺られてるとき、いつも耳の中にイヤホンぶっ刺したままなんですよ。

 

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じゃん。

だからさー、「指短かっ」とか、そんなツッコミがほしい写真じゃないんですって。
後ろのピンクのネオンサインが、下北沢の成城石井ってこともどーでもいいんですって。
着ているシャツの袖先が破れてることも関係ないんですって。

イヤホンですよ、イヤホン。
いまどきの、「完全ワイヤレスイヤホン」。
これ使い初めてから便利すぎて、音質重視で3万円も出して買ったコードつきイヤホンがすっかりホコリを被るはめに。

で、
聴きながら歩いてるのは、「EDM(イーディーエム=エレクトリック・ダンス・ミュージック)」という。
「クラブとか苦手なヤツが、そんなジャンル聴くか?」って話になるとややこしいので、今回の本題に進んじゃいますよ。

楽曲として、「いいじゃん」、なEDMのDJは誰か

街歩きで聞くとなると、重低音なパーティ向けチューン(お、それっぽい言い方)とは選ぶ基準が変わってきますから。
単調すぎても、耳が引っ張られすぎても合わないんですよね。
歩く速度をリズミカルに早めつつ、音楽としてのメリハリもほしいという。
オトコくさいのもなんかヤだ。

で、
結論は、
「Zedd、一択」

Zedd - Clarity (Official Video) ft. Foxes

 

Zedd Ft. Echosmith - Illusion (Original Mix)

 

Zedd - Papercut (Audio) ft. Troye Sivan

 

個人的に超好きな3曲。

「クラリティ」はZeddの有名曲にして、最高作でしょーね。
あとの2曲はなぜかシングルカットもされてません。

 

「イリュージョン」の、カラフルなゴムボールが弾むような浮遊感は、EDMの枠を超えてると思うけどなぁ。
可愛すぎるのかな?
Zeddはメロディ(主旋律)のつくり込みが丁寧なんです。

 

Zedd - Stay The Night ft. Hayley Williams

 

映像の良さで選ぶならこれ。
コンテンポラリーダンス絡みでカッコよし。
ちょい残念なのはボーカルの女の子。
指先から髪の先にまで神経が行き届いている、二人のバレエダンサーの美しい動きとはキレが違いすぎて。。。
なんか気の毒だー。

ビデオの製作者は実力差に配慮した演出をしてあげましょーね。
そして、衣装が、
「フィフス・エレメントかよっ」。
(映画知らない人は画像をググって)

にしても、バレエダンサーって世界一美しい身体表現の人たちですね。
走り高跳びの選手の、空中でえび反りになる姿とかも美しいですけど、長年の修練でキレイな動作を身につけたバレエダンサーってやっぱスゴい。

 

んで、EDM。
私はこのジャンル
に詳しいとはいえませんが、カルヴィン・ハリス、デビッド・ゲッタ、アヴィーチー、ティエスト、アレッソ、ギャランティス、などなどをアルバム単位で聴いてきて、Zeddほど全楽曲にワクワクできる人はいない、という感想。

なんつーか、「品がいい」と言いますか。

あ、そーいえば、お知り合いにクラブミュージック通なオトコがいたら、「EDMでオススメは?」とか聞いてみては?
そしたら、「EDMなんかダサいし、もう古いよ」とか言うかも。
あー、めんどいわーーー。

音楽系のオトコ、メンドクセ。

もとい、私なんかファッション編集の仕事で、
「ビッグシルエットってもう古くね? いまは逆に、タイトなほうがカッコいいし。デムナ・ヴァザリアねぇ……。」とか言い放ってる。

あー、めんどいわーーー、おれって、メンドクセ!

 

ファッションライター高橋一史 過去ログ一覧ページ

高橋一史

明治大学&文化服装学院卒業。編集者がスタイリングも手がける文化出版局に入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。担当ジャンルは、ファッション&音楽。退社後はフリーランスとして、原稿書き・雑誌編集・コピーライティング・広告ディレクション・スタイリングなどを行う。

kazushi.kazushi.info@gmail.com

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