NYジャズシーン最注目のボーカリストによるソロ作品。
Culture 2017.03.25
『レジーナ』/ベッカ・スティーヴンス
コアポート ¥2,592
ニューヨークのジャズシーン最注目株と賞賛されているフォーキーでジャジーなボーカリストが、ロンドンと行き来しながら新たに取り組んだソロ作品。ヴィーナスやオフィーリアといった神話や文学に登場する女性をモチーフにし、ほのかにヨーロピアンな薫りを演出する。ジャズ色は控えめに、ロックやトラッドフォークを大胆に取り入れて実験的な意欲作となった。ジェイコブ・コリアーやローラ・マヴーラといったゲストも絶妙。
*『フィガロジャポン』2017年4月号より抜粋
réalisation : HITOSHI KURIMOTO