ゴールデンウィークの過ごし方 大人も子どもも楽しい! 最新スポット5選。

Travel 2024.04.19

2023年、24年にオープンした最新のお出かけスポットから、親子で楽しめるアウトドア施設をピックアップ。今年最初のプール体験や大自然の中のキャンプ、日本文化に触れる体験や大人になっても楽しめる童話の世界、さらに話題の体感アートまで......。暖かな春だからこそ、家族でアクティブに過ごしたい!


1. オールシーズンOKの屋外プール付きホテルで、夏を先取り。

千葉県|BOTANICAL POOL CLUB

オールシーズンいつでもプールが楽しめるとあって、子どもたちのテンションも上がること間違いなしの「BOTANICAL POOL CLUB」。約300種というワイルドな南国ボタニカルに包まれた居心地のいいホテルでは、大自然に溶け込むようなドラマチックな漆黒のプール、飲食が楽しめるバーが併設されたシグネチャープール、ヴィラ宿泊者専用のプライベートプールなど、一年中適温に調整されたプールが待っている。体を温めるサウナやプールサイドのプライベート空間も用意され、ロビーや共用スペースは水着を着たまま過ごすこともできるという楽園だ。

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南国のような緑の森を抜けて宿泊棟からプールへ向かう小道。国内外で活躍するプラントハンター西畠清順氏が手がけた、バラエティに富んだボタニカルも見どころ。

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中央に炎が灯された「シグネチャープール」は、小さな子どもも利用可能(7:00~18:00まで)。プライベート空間を満喫できる個室ブースや、浮き輪の貸し出しも嬉しい。

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大自然に溶け込むようなドラマチックなインフィニティプール「ブラックプール」は、13歳以上が利用可能。

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シグネチャープールに直結する「POOL SUITE」の客室テラスには、プライベートプールも備わる。全21室の客室は5タイプあり、ヴィラ専用のプールが備わる「POOL VILLA」も子連れに人気。

ボタニカル・プール・クラブ
BOTANICAL POOL CLUB
千葉県安房郡鋸南町下佐久間1510-2
全21室
1泊1室¥73,000〜 ※季節によって変動あり
https://botanicalpoolclub.com
※チェックイン前13:00からプールに入れる「アーリープールイン」あり
※「BLACK POOL」の利用は13歳以上。12歳以下は客室「POOL SUITE」と「POOL VILLA」のみ宿泊が可能

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2. 1000年以上の歴史を誇る陶磁器の産地で、瀬戸焼の絵付けにチャレンジ。

愛知県|STUDIO 894

日本屈指の陶磁器の産地でもある瀬戸は、いまも多くの窯元や工房が集まる場所。昨年オープンした「STUDIO 894」では、親子で参加ができるやきものの絵付体験が毎日開催されている。招き猫をはじめ、開運や招福の季節飾りなどの磁器の素地に、自由な発想で色付けをするコースが人気だ。スタイリッシュな施設内にはカフェやギャラリーも併設されており、ゴールデンウィーク中はイラストレーター、福田利之による招き猫をテーマにした展覧会『TOSHIYUKI FUKUDA DJURSERIEN/manekineko(招き猫)』も開催される予定。しあわせを招くやきものに触れながら、日本ならではの文化体験をぜひ家族で!

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瀬戸のやきもの体験型複合施設として、昨年9月にオープン。人気の「ジブリパーク」からも程近いとあって、ファミリーからも注目を集めている。

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施設内には、絵付け体験コーナーとギャラリー、さらにカフェが併設していて、ゆったりと過ごすことができる。

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瀬戸やきものの絵付け体験は、2種類。陶器に色鉛筆やマーカーで絵付けをする「陶器ぬり絵体験」¥1,500と、専用の絵具を使って本格的に下絵付けをし、スタジオ側で釉薬処理と焼成をしたのちに作品を送ってくれる「磁器絵付け体験」¥1,500〜がある。

STUDIO 894
スタジオ•ヤクシ
https://studio894.jp

愛知県瀬戸市薬師町1番地
tel:0561-84-0894
営)10:00〜17:00
休)火(祝日は営業)、年末年始
陶器ぬり絵体験(陶器に色鉛筆やマーカーで絵付け)¥1,500
磁器絵付け体験(専用の絵具で本格的に下絵付け)¥1,500〜
※体験コースの詳細・予約はこちらのHPから
https://studio894.jp/#event

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3. 新緑が心地いい高原でキャンプ&フィッシング、丸一日を屋外で過ごす醍醐味。

福島県|Snow Peak Shirakawa Kogen Campfield

新緑の初夏を味わうなら、200万平米を超える広大な森と湖を有する那須・白河高原に昨年オープンした 「スノーピーク白河高原キャンプフィールド」へ。人気のアウトドアブランドが運営するとあって、「手ぶらCAMP」プランはキャンプに必要な道具一式がレンタルでき、初心者でも安心。国内最大級という釣り場では、フライフィッシング講習や体験も行われている。家族で釣り上げた魚を塩焼きにして食べるなど、自然体験の中で食べることの大切さも学べそうだ。キャンプ場のある「エンゼルフォレスト白河高原」内には天然温泉やガーデンスパなどもあり、充実の施設環境も嬉しい限り。

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林間フリーサイトや電源区間サイトのほか、ドッグフレンドリーなキャンプ場ならではのリードフリーで滞在ができるドッグランサイトは合計19区画ある。5月10日、11日には、1泊2日ドッグキャンプイベントも開催予定。(詳細はHPにて)

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オリジナルの擬似餌を作る「フライタイイング」体験があるなど、家族でフィッシングにも挑戦したい。ほかにも、別のキャンパーたちと触れあえる焚火トークや工芸品ワークショップなども不定期で開催されている。

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キャンプフィールドは、複合リゾート「エンゼルフォレスト白河高原」内のスノーピークショップに面している。

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フィールド内には焼きたてパンが自慢のカフェ「スノーピークカフェ」も。カフェメニューのほか、充実した朝食を楽しめるモーニングプーレートも人気。

Snow Peak Shirakawa Kogen Campfield
スノーピーク白河高原キャンプフィールド
www.snowpeak.co.jp/locations/shirakawa

福島県岩瀬郡天栄村羽鳥高戸屋39(エンゼルフォレスト白河高原内)
tel:0248-94-8745
営)9:00~18:00
無休
宿泊プランの予約はHPから
www.snowpeak.co.jp/locations/shirakawa

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4. 話題の新スポット「麻布台ヒルズ」で、光と音のアートを全身で体感。

東京|teamLab Borderless: MORI Building DIGITAL ART MUSEUM

街と緑が融合した東京の新スポット「麻布台ヒルズ」には、昨年惜しまれつつ閉館したお台場のチームラボボーダレスの常設展が移転リニューアルして登場。光と音と匂いによって演出されるアート群が、約7000平米という巨大ミュージアムでシームレスに混ざり合う。「地図のない、ミュージアム」の中を、70以上の作品群の中を次々と探検をしていくような感覚に、大人も子どもも覚醒すること間違いなし。『人々のための岩に憑依する滝』は、仮想の三次元空間の中で落下する水を全身で浴び、新しいアートプロジェクト『Bubble Universe』では球体と光に包まれ、無限の宇宙を味わうような感覚だ。

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いくつもの作品が流動しながら混ざり合って、ひとつの空間を作り出していく。チームラボ『人々のための岩に憑依する滝』、『花と人、コントロールできないけれども共に生きる - A Whole Year per Hour』、『追われるカラス、追うカラスも追われるカラス:境界を越えて飛ぶ』©チームラボ

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光や音の世界に身を置くような体感するアートこそ、子どもたちの心に深く響くはず。チームラボ『Bubble Universe: 実体光、光のシャボン玉、ぷるんぷるんの光、環境が生む光』©チームラボ

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紙に描いた魚の絵がデジタル化して泳ぎ出すおなじみのスケッチオーシャンも、巨大な空間で体験できる。チームラボ『スケッチオーシャン』2020-, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi ©teamLab, courtesy Pace Gallery

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EN TEA HOUSEでは、お茶の中に花が咲く一服体験ができる。チームラボ『茶の木』2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi © teamLab, courtesy Pace Gallery

teamLab Borderless: MORI Building DIGITAL ART MUSEUM
森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス
麻布台ヒルズ ガーデンプラザB B1 東京都港区麻布台1-2-4
営10:00~21:00 ※最終入館 20:00
不定休 ※開館時間は変更の場合あり
料 18歳以上 ¥3,800〜、中高生 ¥2,800、子ども ¥1,500、3歳以下 無料 ※事前日時指定予約制
www.teamlab.art/jp/e/borderless-azabudai

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5. 陽だまりの文学館で、魔女のキキやおばけのアッチが物語の世界をご案内。

東京|Kiki's Museum of Literature

代表作『魔女の宅急便』をはじめとする児童文学の名作を生み続ける、作家の角野栄子さん。彼女の生み出す作品の世界観を表現した「魔法の文学館」は、東京都江戸川区の「なぎさ公園」内に。 "いちご色"がテーマカラーの館内は、『魔女の宅急便』の舞台となった「コリコの町」を表現され、物語の世界に入り込んだかのよう。GW中は、角野栄子の作品のなかからごはんに焦点を当てた企画展「びっくりレストラン」が開催中。小さなおばけシリーズの主人公アッチと一緒に、物語の中のおいしい世界を発見しよう。作品に登場するスペシャルメニューが並ぶ、3階のカフェもおすすめ。

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子どもたちは自由に本を選び、館内はもちろん、周辺の芝生や屋上テラスなど、好きなところで読むことができる。隈研吾の設計で、上空から見ると花びらの形をしている。photo: 魔法の文学館

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ライブラリーには、角野の著作はもちろん、角野自身が選定した世界の児童書や絵本もずらりと並ぶ。photo: 魔法の文学館

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旧江戸川を一望できる3階のカフェでは、作品に登場するスペシャルメニューが楽しめる。「おばけのアッチ」に登場する、ふたごのねずみの "チ"と"キ"をイメージしたサンドイッチのセット。¥1,200 photo: 魔法の文学館

Kiki's Museum of Literature
魔法の文学館(江戸川区角野栄子児童文学館)
東京都江戸川区南葛西7-3-1 なぎさ公園内
開)9:30~17:30 ※最終入場16:30
休)火、年末年始(12月29日~1月3日)
料)一般(15歳以上) ¥700、 子供(4歳~中学生)¥300
https://kikismuseum.jp
※日時指定の事前予約は、HPから

Editing: Miki Suka

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