Felisi 永く愛したい、フェリージのトートバッグ。
Fashion 2017.09.15
写真を撮る時も、何かを選ぶ時も直感を信じて。

Mikiさんはフード関係の撮影を手がけることも多い。この日の仕事スタイルは、ピンクのスカートで女性らしさをプラスした。コーティングツイル×バケッタレザーのトートバッグ(H31×W40×D15㎝)¥59,400 / フェリージ(フェリージ 青山)
大学在学中からモデルを始め、仕事をして、お金を貯めては旅行に出かけていたというMikiさんに転機が訪れたのは30代半ば。「若い頃は、頂いた仕事をこなしている感じもありました。でも年を重ね、自分のやりたいことというか、信念に沿った仕事を選んでもいいのでは?と思えてきて。モデルとして撮られる側から、撮る側にも」。その時期に、食品メーカーの企画に携わる仕事が舞い込み、流れが変わったとか。趣味の範囲で楽しんできた、ローライ フレックスで撮った写真もウェブやブログで公開することで、仕事へと繋がるようになっていったそう。「ローライ フレックスには心底、惚れ込んでいましたが、フォトグラファーとして仕事をするつもりはなかったんです。私、カメラの勉強とかしたことなかったし。でもいくつかのオファーを頂き、周りの人たちからの後押しもあって、写真の仕事もスタートしました」

大きめサイズのトートバッグは、仕事用、そして旅先でも活躍。バケッタレザーのハンドルとコーティングツイルの異素材ミックスも特徴。トートバッグ(H31×W40×D15㎝)¥59,400/フェリージ(フェリージ 青山)
仕事用のバッグにも彼女らしいこだわりが詰まっている。「レンズやカメラが重いのでバッグは軽くて、マチが広くて、安定感のあるものが好み」。今回、Mikiさんの目に止まったネイビーのトートバッグはまさにその条件にぴったりとマッチしていたとか。「写真を撮る時も、何かを選ぶ時も直感を大切にします。このトートバッグは第一印象でピンときました。ネイビーのコーティングツイルは軽くて、水にも強く、ハンドルやディテールに使われたレザーの上品さもうれしい。間口に付けられたストラップを留めることで、フォルムが変化するのもいいですね」
縁あって、出合ったものは、永く、大切に使いたいという彼女。だからこそ、シンプルだけど、こだわりの詰まったフェリージのバッグが好みなのだそう。「主人にもフェリージのバッグをプレゼントしたことがあります。シンプルなのにかっこよさも併せ持ったオールレザーのバッグでしたね」。永く、大切に使うことで、そのアイテムが自分の人生の一部になっていく。そんな視点で選ぶからこそ、しっかりとした素材選びや、もの作りを重んじるフェリージに辿り着いたのだろう。

MIKI IMAI
モデル&フォトグラファー。20代から旅先での写真を撮り始め、その後、ドイツ生まれのカメラ、ローライ フレックスとの運命的な出会いをきっかけに、そのカメラで撮った旅の写真などを自身のサイト、rollei-life.comやインスタグラム、@miki_rollei_lifeで公開。現在は、モデルとしてCMや雑誌で活躍する傍ら、フードやファッションなどの広告写真の撮影も手がけている。
tel : 03-3498-6912 www.felisi.net
photos : TISCH(UM), texte : TOMOKO KAWAKAMI




