初夏のTomy & Co(トミー&コー)☆
去年の秋、ブラリとお店前を通りかかってその場で予約。
そして出かけたディネが想像以上に楽しくて美味しくて好きになったレストランがパリ7区にある“Tomy & Co”(トミー&コー)。
(関連記事⇒ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/7tomy-co.html )
以来何度かお邪魔し、今回は熱波が去って初夏らしい爽やかな夜にSくんと夫と3人でディネでお邪魔しました。
アミューズはブラックオリーブ風味のひと口ポテト。
ドリンクはワインペアリングで☆
こちらのソムリエさんの選ぶペアリングはフランスワイン以外も豊富で意外性に富んで楽しく、お値段もリーズナブル。
マグナムボトルでグラスにたっぷりと豪快にサーヴ。
冷前菜はイタリア料理“Vitello Tonnato”(ヴィッテロ・トンナート)をモダンにアレンジした一皿。
茹でた仔牛肉のスライスにツナケッパーソースをかけたピエモンテの郷土料理は大好物なので、この前菜は嬉しい!
見た目は、元祖ヴィッテロ・トンナートとはだいぶ違ってて、上にカリカリのクルトンや粒マスタード、エシャロットやイタリアンパセリが載って華やか☆
旨ッ(●^o^●)
続いて温前菜に登場したのはニョッキと野菜色々。
ちょっと焼き目のついたニョッキが美味しくてびっくり!
というのも、ここ何年も我が家の課題の一つに上がっているのが「美味しいニョッキづくり」。
昔、それこそ20代の頃はニョッキが大好きでメニューにあればほぼオーダーしていたニョッキなのですが、いつからかどこで食べても感激がなくなり、自宅で作ってもいまいち。
でも諦めずに先日も自宅でレシピに忠実に作ってみた。これ↑
K「見た目はレシピ本通りに完成してるんだけど…、どう?」
夫「普通。」
K「やっぱりね…。食べる前から味がわかる。なんかさ、このイモっぽさと粉っぽさに全然洗練された感がないんだよね。」
夫「イモと小麦粉で作るんだからニョッキって所詮そういうもんなんじゃないの?ニョッキの美味しさには限界があるってことかな?」
K「確かに。じゃ、もう美味しいニョッキを求めるのはやめよう!」
と、思ってた矢先に食べた、このレストランの焼きニョッキが美味しかったのです。
焼いた香ばしさと生地のモチっと感が(ジャガイモと小麦粉の黄金比率!)絶妙。あとは味付けが流石レストラン★
我が家でも再トライ?!
魚料理は白身魚”lieu noir”(シロイトダラ)にホワイトアスパラガスを載せて。
白身魚好きなので、鱈系も大好き。
ホワイトアスパラの甘味が抜群。
バカンスの予定や最近ロンドンとニースで入れたというSくんの新作タトゥー話で盛り上がる♬
オバサン・ケーコにはタトゥーは恐くてできない。
K「耳のピアスならまだいくつか開けてもいいかも?!」
夫「やめとけ…」
肉料理はRis de veau(リー・ド・ヴォ)。
ヘーゼツナッツが効いた香ばしく甘めのソースで。
チーズはバスク地方のOssau Iraty(オッソ・イラティ)。
このチーズはどうやらお店の定番らしくこれまでも何回か頂きましたが、さくらんぼのソースを載せた滑らかなチーズケーキのように仕立てられたこの一皿は繰り返しでも飽きない♬
デセールは抹茶ムースに苺のソルベ。
上のパリパリを壊すとまん中にアイスクリーム、その中にはヴィンテージバルサミコ酢。
シンプルだけどとて美味しい♬
久しぶりに会ったSくんとあれこれ話が弾み、あっという間に時間が過ぎた空気も心地良い夜でした。
À demain(^^)/
☆おまけのパリをBelle et Bonne Blogで更新☆
今日は、「セーヌにダイナソー」
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1556.html
<info>
Tomy & Co(トミー&コー)
22 Rue Surcouf, 75007 Paris
01 45 51 46 93
https://www.facebook.com/tomysurcouf/
ARCHIVE
MONTHLY