Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

バスティーユでローエングリン♬

久しぶりにオペラ・バスティーユ(L'Opéra de la Bastille)へ。

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去年プログラムが発表された時にできれば行きたい!と思ったのがオペラLohengrin”(ローエングリン)

意外にも長く重めのワーグナーのオペラが好き♡中でもローエングリンは耳に残る曲が多く好きな作品。結婚式で使われることの多いチャチャチャーン、チャチャチャーン♬の「結婚行進曲」もこのオペラ作品の中の「婚礼の合唱」だったり。

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そして今回は字幕も舞台もとても見やすい席☆

(以下プロフィール・舞台画像はオペラ座オフィシャルサイトより)

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更に楽しみだったのが、主役ローエングリンを演じるのがこんなイケメンオペラ歌手Jonas Kaufmannさん。まさに「白鳥の騎士」にぴったり♡

オペラ歌手について全く詳しくありませんが、事前に調べるほどに彼はこの甘いマスクと美声で観衆を魅了し、キャーッ!カウフマン♡的な熱狂的ファンが多いことを知りました。

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が、しかーし!!私達が鑑賞したのは彼ではなかった(=_=)

Jonas Kaufmannさんが舞台に立ったのは1月。2月の公演はこちらのStuart Skeltonさん。

このプロフィール画像ではちょっとシュッとしてますが、実際はもう少し太め?!

Jonas Kaufmannさんじゃないことにガッカリはしたものの、オペラで大事なのは何より歌声!そして己の想像力!妄想力はある方だし!と思い直し舞台を見つめることに。

が、しかーし、やっぱり絶対的にカッコイイ&スマートな騎士である設定のローエングリンのはずなのに舞台ではドタドタした動きとヨッコイショ!的な軽やかとは言えない身のこなしのローエングリン…。

たたでさえ長いワーグナーのオペラ(3幕構成・計3時間30分、休憩30分が2回)、このドタバタな騎士に夢中になれるんだろうか…と思いながらのスタートでしたが、終わってみれば「キレイな声だった!素晴らしい歌声だった!」太っちょボディは随時気にはなったものの、気がつけばあっと言うの間に4時間半が過ぎていました。

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やはり物語性のあるオペラなのでお話に夢中になりやすかったなと。

今回の演出での舞台設定は19世紀前半のような感じにアレンジされていて、古過ぎず現代的過ぎないもの。原作では舞台は10世紀前半、舞台はアントウェルペンのスヘルデ河のほとり。

主な登場人物は5人。

ローエングリン(T): 聖杯守護の騎士
エルザ(S): ブラバント公の娘
テルラムント(Br): ブラバントの伯爵
オルトルート(Ms): テルラムントの妻
ハインリヒ1世(Bs): ドイツ国王

oepra7.jpgざっくりなあらすじは、

ブラバンド公国にドイツ国王のハインリヒ1世が兵を募るために訪れた。このときブラバンド公国は大公が死去し、娘エルザと行方不明のその弟ゴットフリートが残されていた。二人の後見役だった伯爵テルラムントは、ゴットフリート失踪の犯人はエルザだと糾弾、自分こそががブラバンドの領主にふさわしい、と告発する。
国王は、一騎打ちの決闘で決着をつけるよう裁定。エルザは自分の無罪を証明する為に戦う騎士として、夢に出てきた「白鳥の騎士」を指名。エルザの祈りに応えて白鳥に乗った騎士ローエングリンが登場。ローエングリンは自分の名と素性を訊ねないという条件でエルザの為に戦うと言いそれをエルザは承諾。ローエングリンは一騎打ちで伯爵テルラムントに勝利し、エルザの容疑は晴らされた。

opera15.jpg(↑オペラ座のサイトにはかっこいいカウフマンさんの画像ばかり。私が見たスケルトンさんの舞台画像が無いってのも…)

一幕のクライマックス、あやうくローエングリンが敵役にやられてしまうんじゃないかと、、ヒヤヒヤしました。

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命を助けられた伯爵テルラムントと妻のオルトルートはこのままでは自分たちは破滅なので、巧妙にエルザが白鳥の騎士の素性を問いただすようしむける。実はオルトルートは妖術使いで、夫をそそのかしてエルザを排除し、ブラバンド公国を手に入れようと画策、エルザの弟ゴットフリート失踪も彼女の仕業だった。

oepra8.jpg武士の情けというかナイトらしいというか、相手の命を助けるローエングリンにはちょっと感動。でも、このあたりからエルサがローエングリンの正体が気になり出してしかたないという感じ。。結構簡単にオルトルートにそそのかされてしまうのですが、ちょっとしたことでも気になったら自分の胸にしまえない気持ちはよくわかります…!

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めでたくエルザとローエングリンは結婚、エルザは愛する人のすべてを知りたいという想いでいっぱい。そして二人だけになった時にとうとう禁じられた問いを口にしてしまう。
そしてローエングリンは皆の前で、自分は聖杯王パルツィファルの子で聖杯に仕える騎士であると告白、掟により自分の正体を知られた以上、この地を去らなければならないと言う。
ローエングリンを迎えに再び白鳥が小舟を引いて現われる。その白鳥は実は行方不明だったエルザの弟ゴットフリートで、ローエングリンにより元の姿に戻る。妖術を破られたオルトルートは絶命。
小舟に乗って去ってゆくローエングリンに、エルザは悲しみのあまり息絶えてしまう。(完)

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カーテンコールにカメラを構えるも何度撮ってもブレてしまいちゃんと撮れず…。

夫「エルザが愚かだな。やっぱり女は約束を守れないんだよなー。」

K「いやいや、エルザの気持ちはわかるよ。気になるでしょ普通。聞きたいことを我慢してずっと一緒になんていれない。」

夫「でもローエングリンはエルザに聞かれなかったら、ずっとこの国に留まったのか? 聖杯守護の任務があるんだろ。結婚までしたのはちょっと無責任だな。」

K「身元を隠して自分の大事な部分を教えずに結婚するなんて詐欺じゃないの〜?!」

夫「でも嘘はついてない。結婚なんてそんなもんじゃないの…」

K「ま、相手のことを全て知りたいってのもねぇ。知らない方がいいこともある…。」

と観賞後は相変わらずお互い勝手なことを言いながらすっかり遅くなった夜でした。

À demain(^^)/ 

気ままに綴るBelle et Bonne Blogも更新☆

今日は、「ババ専門店登場
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1426.html

<info>

オペラ・バスティーユ(L'Opéra de la Bastille)

Place de la Bastille, 75012 Paris

https://www.operadeparis.fr/saison-16-17/opera/lohengrin/galerie

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KEICO

新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。
約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆

グルメ・ファッション・カルチャーな話題を中心に気ままに更新中。

KEICO

新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。 約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。 現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆

そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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