ヴィクトワール広場にサラ・ラヴォワンヌの旗艦店。

PARIS DECO

MSL。この3つのアルファベットが、今、フランス全土の女性たちを興奮させる。人気のインテリア・デザイナーであるサラ・サヴォワンヌが創業したメゾン・サラ・ラヴォワンヌのイニシャルだ。昨年12月、そのMSLの旗艦店がオープンし、早速話題のアドレスとなっている。

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左:サラ・ラヴォワンヌ。
右:ヴィクトワール広場に面したコンセプト・ストア MSL。

場所はパリ2区で、ヴィクトワール広場の6番地からも入れるし、広場の裏側のプティ・ペール通り側からも入れる。建物は17世紀の建築で、その当時のままの古い石の階段がつなぐ2フロアからなる、合計で400平米という広い空間。彼女がデザインするインテリア・グッズ、彼女がセレクションした雑貨やモードがソファやベッドを配して自宅風に整えられたスペースに並べられている。サラのアール・ドゥ・ヴィーヴルが息づく、温かみ溢れる自宅に招かれた気分が味わえる、というのもブティックを訪れた女性たちには大きな喜びのようだ。

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左:階段を照らすランプもサラのデザイン。多孔のシェードが壁に生み出す模様もインテリアの演出のひとつだ。
右:色がきれいなお皿は食卓で使うだけでなく、壁の装飾に。

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ブルーでまとめた2階のコーナー。ソファ、スツール、テーブル……サラがデザインしたヒット商品の数々が並ぶ。

ブルー・サラ。これは彼女がペンキの老舗Ressourceで出している大人気の色名である。今や、サラの名前を聞くと誰もがこの青い色を思い浮かべるほど。このブティックでも、壁はもちろん、商品にも多くブルーが使われている。そしてそのブルーにピンク、黄色などサラ流のカラーコーディネートがなされ……そう、インテリアのインスピレーションが山ほど詰まったブティックである。

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家具から文具まで、品揃えはとても豊富。

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鏡も多数販売。使い方のアイデアもいただき!

サラはすでにサン・ロック通りとバック通りにブティックを構えているが、この新しいコンセプト・ストアのオープンとともに、サラによるベーシックなデザインのプレタ・ポルテが誕生という話題も。2階の寝室の片側のドレッシング・ルームに、商品が並べられているので、手にとってみよう。

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2階、広場に面したスペースはベッドルームとドレッシング。

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左:パリジェンヌに人気のオンライン・ブランドSézaneとサラのコレボレーションによるブーツ、ハイヒールも。
右:サラがセレクトした品々。例えば、写真はパッケージの可愛らしさが人気のポルトガルの石鹸ブランドClaus。

商品の価格の幅の広さも、このコンセプト・ストアの魅力。大きな買い物にはためらっても、可愛いパッケージングの石鹸なら迷わず、というように、フラストレーションを起こさずにブティックを後にできるというのは、嬉しいことでは? たとえ石鹸を買わなくたって、1階のキッチン風のカフェでちょっと休憩! というだけでも、ブティックに来た楽しみが味わえる。それにしても、サラのこの人気……イネス・ドゥ・ラ・フレサンジュの“パリジェンヌ”後継者登場といっていいのかもしれない、と思わせる勢いである。

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左:1階のテーブルセッティング。
右:エピスリィも兼ねたカフェ。

Maison Sarah Lavoine
6, place des Victoires
75002 Paris
tel:01 40 13 75 75
営)10:00~19:00
休)日
www.sarahlavoine.com
大村真理子 Mariko Omura madame FIGARO japon
パリ支局長 東京の出版社で女性誌の編集に携わった後、1990年に渡仏する。フリーエディターとして活動し、2006年より現職。主な著書は「とっておきパリ左岸ガイド」(玉村豊男氏と共著/中央公論社)、「パリ・オペラ座バレエ物語」(CCCメディアハウス)。

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