Parisienne file.vol.6 カミーユ・セルメ/コレットショップスタッフ

パリジェンヌも喜ぶギフト選びとは?

パリジェンヌファイル

パリジェンヌがもらった思い出の贈り物

ディナーや週末のブランチにおよばれした時のちょっとした手土産。
お誕生日や記念日、クリスマスなど特別な日のためのスペシャルなプレゼント。フランスの人は贈り物をする習慣をとても大切にしています。
いろいろなお店を巡って、何度も下見に行ったりと物選びには慎重なパリジェンヌたち。
もちろん、自分自身へのご褒美プレゼントにもこだわります。素敵な思い出とともに、今までで一番印象に残っているプレゼントをカミーユに紹介してもらいました。

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だれかのために贈り物を選ぶのは、とても楽しい時間。あれこれ悩んだり、下見したり、ささいなことでもワクワクするから。
その反対に、愛する家族や友人からプレゼントを受け取る時はもっとハッピーな気分に!どのプレゼントにもひとつひとつ思い出があって、大切なものだけれど、カミーユにとって特に印象に残っている贈り物って?

家族や友人から、贈られてうれしかったプレゼント

【ディオールのサングラス】ずっと愛用していた大好きなトム・フォードのサングラスをなくしてしまい、落ち込んでいた時に、パパからプレゼントしてもらったのがこれ。顔に映えるフレームのフォルムと、ペパーミントグリーンの珍しいツルの色が気に入ってチョイス。

【エミリー・ステインの写真集】親友から去年のお誕生日にプレゼントされたロンドン在住の写真家、エミリー・ステインの「Bubblegum」というタイトルの写真集。「海辺で水着姿の子供たちがチューインガムを食べている。ただそれだけなんだけれど、子供たちの表情がナチュラルで、なにより空の青さや太陽を感じられるから好き」。ずっと大切にしている一冊。

【シルバーのリング】「左手の指輪は、17歳の時に初めて自分への贈り物として自分で買ったジュエリー。レースみたいな繊細な装飾が気に入っているわ」。右手の2つのリングはパパからのお土産。薬指の指輪は、インドネシアのバリ島土産。中指のムーンストーンは、アメリカのアリゾナで毎年開催される天然石のエクスポジションで買ったもの。3点とも毎日身につけている、お守りのような存在。

【Byredoの香りキャンドル】ノエルにママからプレゼントされた、スエーデンのストックホルム発の香りメゾン、バレードのキャンドル「ペヨータ・ポエム」。ジュニバベリーやヒヤシンス、パチョリなどさわやかなフローラル系の中に、少しだけスパイシーでウッディな香りがミックスされてミステリアス。「冬の夜、部屋でのんびり過ごす時にとてもリラックスできる香りなの」。

Camille Sermet/カミーユ・セルメ

南仏アヴィニョン出身の25歳。モンペリエのビジネススクールで広告を学んだ後、渡米。NYの映画製作会社で9ヶ月間、映像の仕事に従事。 2013年、パリに戻り、2年前からコレットの販売スタッフとして働いている。近い将来、再びNYで、ムービー制作の仕事に戻る夢を持っている。

photos:AYUMI SHINO, realisation:HIROKO SUZUKI

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