大会場でパーソナルな愛を伝えてくれたSEVENTEEN、DKとSEUNGKWANの公演を振り返る。
SEVENTEENのDK(ドギョム)とSEUNGKWAN(スングァン)によるスペシャルユニットDxSが、幕張メッセで開催した公演「DxS [SERENADE] ON STAGE – JAPAN」。ふたりの圧倒的な歌唱力と愛にあふれた人柄、そして輝くユーモアセンスに魅了されたエディターによるライブリポートをお届けする。

DKとSEUNGKWANが持つ、美しく圧倒的なボーカリストとしての才能にフォーカスしたステージ。オーケストラとともにふたりの息のあったハーモニーが会場を包み込み、セレナーデの名にふさわしい幕開けで公演は始まった。セットリストにはアルバム楽曲に加え、カバー曲やOSTなど多彩な楽曲が並び、ボーカリストとしての幅広い表現力を証明。静と動を行き来する構成で、約3時間にわたり私たちを物語の中へと引き込んだ。

言わずもがな彼らの歌声は本当に素晴らしい! 途中のMCで「SEUNGKWANさんの歌声は春みたいですね」とDKがコメントをするシーンがあったが、「それはDKも同じだよ!」と心の中で思ったのは絶対に私だけではないはずだ。ふたりの強さと優しさに包まれる、春のような心地よい時間。



歌声と同じくらい私たちを魅了したのは、ふたりの愛にあふれた人柄と秀でたユーモアセンス。2日間行われた公演にはそれぞれドレスコードがあり、私が参加した4月29日は白だったが、最初のMCで「ウエディングドレスを着てきた方はいないですよね?」と問いかけ全員の心をギュッと掴み、「皆さんの服が白なので、暗くなってもカラットのみなさんがよく見えます。本当に天使みたい」と、私たちをトキメキの彼方へと連れていく。さらに「今日来てくださったおひとりおひとりをケアできるように頑張ってみますね」と、真摯な想いも伝えてくれる。まるで永遠に上昇するジェットコースターに乗っているような気分。ふたりのエンターテイナーとしての感性に、ずっと目から鱗だった。

幕間のVCRで大盛り上がりだったのは、「Blue」のミュージックビデオのパロディ映像。DKが彼氏役、SEUNGKWANが彼女役でカップルを演じ、メンバーMINGYUの特別出演にも沸いた。
歌やトーク、視線、そして演出でカラットに寄り添った公演。声で魅せる音楽の本質に立ち返りながらも、随所にエンタメを散りばめ、温かなコミュニケーションを築いたそのバランス感覚は新鮮で美しかった。大きな会場で極めてパーソナルな愛をふたりが伝えてくれた。
- photography: (P)&(C) PLEDIS Entertainment