新しくて、おいしいポルト。

ポルトガルのホテルで味わう、リュクスなグルメ体験とは?

Lifestyle

瀟洒なホテルには最高のレストランあり! の法則はここポルトでも。シェフの感性が光る、進化系ポルトガル料理を堪能して。


Dona Maria
@The Lodge Hotel
ドナ・マリア @ザ・ロッジ・ホテル

モダン郷土料理とワインのペアリングに舌鼓。

5ツ星ホテル、ザ・ロッジ・ホテル内にあるドナ・マリアは、シェフのヴィエイラを迎えてリニューアルオープン。約300種類ものポルトガル産ワインを取り揃える。ポルトのB級グルメ、フランセジーニャをプチサイズにしてスープとして提供するなど、郷土料理に遊び心を持たせモダンにアレンジ。トマトスープには同じく酸味のある白ワイン、ケーキにはヴィンテージのポートワインなどソムリエによるワインペアリングも楽しめる。ワインにインスピレーションを受けた装飾の室内もいいが、ロマンティックなテラス席も用意。夕暮れ空を眺めながらおいしい料理で至福の時間を過ごして。

タコ、エビ、シーアスパラガス、イチジクのグリルとサツマイモのピュレ、コリアンダーの泡添え「Braised Octopus, Sweet Potato, Roasted Figs, Prawns, Sea Asparagus and Coriander Foam」39ユーロ。樽で発酵熟成したフレッシュながらタンニンも感じられる白ワイン「Titan of Douro, Vale dos Mil」ボトル90ユーロ

赤ワインを用いたリダクションがけトウモロコシのパウンドケーキ、レッドベリーとスモモなどのフルーツ添え「Touriga National Barrel and Its Notes:Plum and Cassis」16ユーロ

チョリソー、スモーク豚、ハムを挟んだミニフランセジーニャ、ローストトマトを用いたトマトスープ「Creamy Tomato Coracão de Boi Red Oxheart with Francesinha」12ユーロ、酸味の利いた白ワイン「Anselmo Mendes, Parcela Única」ボトル75ユーロ

ほのかに土の味が感じられるようなヴィンテージのポートワイン「Fonseca, GuimarãesVintage 2005」ボトル115ユーロ

 

心地いいラウンジを思わせるグレープカラーの店内。

ポルトの街を見渡せるクラシックダブルルーム。

ピンクの壁が目印。

「鶏のオーブン焼きなど、母の手作りの記憶が私の原点」

シェフ、ジョアン・ヴィエイラ。卓上でシェアできる鍋物メニューも用意。

Dona Maria
ドナ・マリア
Rua da Carvalhosa 151, Vila Nova de Gaia
tel:220-157-540 
ⒸVILA NOVA DE GAIA
営)12:30〜14:30L.O.、19:30〜22:00L.O.(月〜金) 13:00〜14:30L.O.、19:30〜22:00L.O. (土、日)
無休
要予約

@donamaria_tlh
全119室 バスタブ付き28室
料)クラシックダブル 220ユーロ〜、デラックスダブル280ユーロ〜、スイート470ユーロ〜 朝食込み
https://thelodgehotel.pt

Le Monument
@Le Monumental Palace
ル・モニュマン @ル・モニュメンタル・パレス

一流フレンチシェフが提案、ポルトガルを巡る食の旅。

昨年末にミシュラン1ツ星を獲得した、最注目のレストラン。パリ出身のシェフ、ジュリアンとデザート担当の妻ジョアナが、ポルトガルを旅して出合った食材や土地の思い出をインスピレーション源にし、メニューを考案。一品一品すべて異なる地域の郷土料理や食材をアレンジしているので、コースを終える頃にはポルトガル全国旅をしたような食体験に。1カ月に2〜3品メニューは更新。国産素材を巧みなフレンチの技術で昇華した料理は、美しい盛り付けはもちろん、スモークを演出に使うなど視覚的なエンタメ性もゴージャス。クラシックな空間でいただくコース料理は、旅のクライマックスになること間違いなしだ。

写真の料理はすべて14品のコース「14stops around Portugal」(140ユーロ)から。ワインペアリングは7種類のコース「Wine Pairing 7steps」(70ユーロ)から。カニとユズのムース「Edible Crab, Savora Mustard, Yuzu」は、アボカド、シトラス、マスタードの酸味が利いたソースとともに。フレッシュな白ワイン「Verdelho Original」

ポートワイン「Vintage Porto Quinta do Cachão」。塩の花を用いたアズレージョ柄の2種のチョコレートとムース「Chocolate from Brazil」。ライムシャーベット、ジンとライムのジャムとココナッツクリームとキャビア添え「Coconut, Gin from Alentejo, Caviar」。ストロベリーソースがけメレンゲ「Organic Strawberry from Douro」

ヴィーニョヴェルデ地域の樽香を感じる白ワイン「Pé Franco」

生卵のコンフィ、クルトンと赤ピクルス添え「Confit Egg Yolk, Ratte Potato, Wild Garlic」はガーリックとジャガイモ、野生のニンニクの葉の濃厚ソースと混ぜていただく。

100年以上経つホテル内をリフォーム。洗練されたデラックスダブルルーム。

「新メニューを思いつくのは、いつも旅先!」

「新メニューを思いつくのは、いつも旅先!」

シェフのジュリアンはパリ6区の名レストラン、ロテルで8年間働き、2018年末に初めてポルトガルを訪れた。

Le Monument
ル・モニュマン

Avenida dos Aliados 151, Porto
レストラン
tel:227-662-413
ホテル
tel:227-662-410 
ⓂALIADOS
営)19:00〜21:00L.O.
休)日、月、12/25 
要予約
@lemonument_restaurant

全76室 バスタブ付き29室 
料)スーペリアダブル280ユーロ〜、デラックスダブル330ユーロ〜、スイート450ユーロ〜 朝食込み 
www.maison-albar-hotels-le-monumental-palace.com/en

Nouvelle Vague
@Cocorico
ヌゥーヴェル・ヴァーグ @ココリコ

お楽しみはアペロから! モダンなカフェレストラン。

パリシックなブティックホテルの1階にあるカフェレストラン。ワインのおともにぴったりのシェアできるメニューが豊富。昨年シェフに就任し、気さくな人柄で人気者のペドロ・クリスピンが、干しダラや黒豚などポルトガル人になじみがある食材にほんのりフレンチエッセンスを取り入れ、新しい味を提案。タラのプリっと感、コーンの弾ける食感、ライムの酸味と唐辛子の組み合わせは絶妙だ。アズレージョ(タイル)が素敵なテラス席は風通しがよく心地いい。家族や友人と訪れるのはもちろん、ひとりでも利用しやすいフレンドリーな雰囲気なので、チェックイン後にふらっと立ち寄って、アペロタイムも楽しんでみては?

シトラスの酸味が利いた新鮮なタラのセヴィーチェ、コーン添え「Ceviche de Bacalhau」9ユーロ。ライムと唐辛子、オリーブオイルとコリアンダーの2種のソースで。フレッシュでシトラスなスパークリングワイン「Pequenos Rebentos Loureiro」グラス5ユーロ

アレンテージョ地域で定番の黒豚の頬肉を白ワイン、ガーリック入りのオリーブオイルに3日間漬けて低温でグリルした「Bochecha de Porco Preto」8ユーロ。ゴマが隠し味のヒヨコ豆のフムスとホウレン草ともマッチ。 

ドウロ地域のタンニンとミネラル感がある赤ワイン「Quinta de Ventozelo」ボトル25ユーロ

天井が高くスタイリッシュなベッドルーム。自然光が気持ちいい。

クラシックな調度品やタイルの床が落ち着いた雰囲気のダイニング。

「15年間薬剤師だった経験から、食材の調合も得意だよ!」

ポルト出身。料理本を読むのが好きで、そこから自分らしいアレンジを空想するのが趣味。

Nouvelle Vague
ヌゥーヴェル・ヴァーグ

Rua Duque de Loulé 97, Porto
レストラン
tel:926-885-187
ホテル
tel:222-013-971
ⓂSÃO BENTO
営)16:30〜22:00L.O.
休)日、月
要予約

@nouvellevague.pt

全10室 バスタブ付き3室
料)スーペリアダブル240ユーロ〜、デラックスダブル310ユーロ〜、スイート340ユーロ〜 朝食込み 
www.cocorico-porto.pt

●1ユーロ=約156円(2023年10月現在)
●日本から電話をかける場合、ポルトガルの国番号351のあと、掲載表記どおりにダイヤルしてください。ポルトガル国内では掲載表記どおりにダイヤルしてください。
●データ欄のはメトロ、はポルトガル鉄道会社Comboios de Portugalの駅を指します。
●掲載店の営業時間、定休日、商品や料理の価格などは、取材時から変更になる可能性もございます。ご了承ください。

*「フィガロジャポン」2023年11月号より抜粋

photography: Ayumi Shino coordination: Tami Itabashi collaboration: Visit Porto & North of Portugal, Flair Inc.

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/travel/231007-porto-hotel-restaurant.html