夏の疲れに『アムステルダム風ミントティー』
パリのマルシェとレシピ。
疲れた時、無気力な時、このミントティーで元気になれる。
アムステルダムに行った時、道を歩いていたら、ギャラリーで休憩中の女の子がガラスの大きなカップを片手におしゃべり。カップの中には、たくさんのミントの葉が・・・ああ、おいしそう!
その翌日、ランチに立ち寄った海沿いの元船舶会社、タイタニックの時代には多くの人の船出を見送ってきた建物は、今、素敵なカフェに生まれ変わっていて、デッキを抜ける海風が心地いい。
そこで、注文したミントティーは、長いグラスに茎ごと入ったミントに、春の陽光が射し込んで、美しくてうれしかった。
自分が、うれしかった事は、すぐに誰かにもお裾分け!とばかりに、友人が来ると、早速、ミントティー・タイム。
マラケシュのリヤドで、お手伝いさんが入れてくれたミントティーは、中国茶の緑茶を使ったものだった。私は、ニュートラルな味、あまり発酵させていない白茶が好み。
びっくりするほど、たっぷりのお砂糖を入れていたけど、やっぱり、モロッコの風土の中で飲むのは、それがいい。
普段は、あまり砂糖を摂らないようにしているのですが、これだけは、甘みを加えた方が、断然美味しい!! 疲れた脳にも、ブドウ糖を補給しましょう。
お湯を注いだ途端に、パッと鮮やかになるミントの濃いみどり。これで、目からも元気になってくる。
ミントの効能を調べてみると、鎮静剤、緩和剤、消化を助け、息をさわやかに。ミントの香りで脳を刺激。これは、夏の疲れに良さそうです。