Parisienne file vol. 49 マヤ・ブルビエ/学生

アップサイクルを意識して、パリジェンヌのヴィンテージ服。

パリジェンヌファイル

リに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今月は、リヨンにあるビジネススクールに通うマヤが登場。アップサイクリングに興味を持つ彼女、初回はお気に入りのヴィンテージアイテムを教えてくれました。

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一点ものだからほかの人とかぶらないし、自分が本当に好きなモノ、似合うモノを見つける宝物探しのような感覚がヴィンテージの魅力。そしてファッション的な視点だけでなく、エコロジーの観点からもアップサイクルに注目しているというマヤ。
「大量生産して売れ残ったら廃棄というシステムが問題。だから服を選ぶ時も自然にヴィンテージショップに足が向くの。微力だけれど小さなアクションで、世の中の意識が変わればうれしいわ」
パリのお気に入りショップは10区のシンマシンや、2区のエティエンヌ・マルセルにあるボビィ。ユニークな品揃えと手頃な価格でコスパがいいから、時々チェックしてはとっておきを見つけるのが楽しみだそう。

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アップサイクルにファッションを楽しむ。

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ロンドン在住でコスチュームデザイナーであるママの友人からプレゼントしてもらい、以来大切に着ているトップ。透け感のある素材に施された繊細なビーズ刺繍がお気に入りで、パーティシーンで大活躍している一着。

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東京のヴィンテージショップで見つけたというお気に入りのバックストラップパンプスはグッチ。カジュアルなデニムに合わせてモードに格上げしてくれる優れたアイテム。

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スクエアフレームとゴールドのツルのデザインにひと目惚れしたメガネ。以前はシンプルなメガネを愛用していたけれど、アクセサリー代わりにユニークなデザインで遊びゴコロを加えるのが最近のムード。

Maya Bourbier
パリ生まれの22歳。リヨンにあるビジネススクールEM LYON在籍中で、ビジネスマネージメントを専攻。卒業後は、企業向けのファイナンシャルコンサルタントとして、アップサイクリングをコンセプトにした企業と仕事をしたいと考えている。
 Instagram:@mayabourbier
Hiroko Suzuki
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako

photos : AYUMI SHINO, réalisation : HIROKO SUZUKI

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