結果がスマホに！ スマート脳ドック体験レポート。

脳ドックが気になっている大人の女性たちに、「スマート脳ドック＋CT肺・心血管ドック」の体験レポートを、ぜひシェアしたい編集Gです。

私がスマート脳ドックを受けたメディカルチェックスタジオの知久正明医師によると、こちらの検査で病変が見つかった同世代の患者さんにこんな方たちがいらっしゃったそう。

44歳女性、婦人科に子宮内膜症で通院され、ピル服用のため血小板が固まりやすくなっており脳に病変が判明。

38歳女性は、無症状にもかかわらず、脳血管疾患のモヤモヤ病（ウィリス動脈輪閉塞症）が判明。

無症状でも心原性脳梗塞になる可能性がある病変が見つかることもあるそうで、脳ドックは侮れません。脳梗塞は睡眠中のいびき（無呼吸症候群）も関係していて、早期発見であれば処方箋で治るものもあるし、生活習慣の改善指導と合わせて経過観察で済むものもあるとのこと。30代、40代で受けることに意味があるんですね。

それで、私の初脳ドック体験ですが……。

MRI検査機に仰向け寝そべってみたら、CTとは違い、頭部部分が頭を動かせないほどジャストサイズの溝になっていて、フェイスガードというか、顔面ヘルメットのようなものを顔の前に被せられ一気に緊張。

ここから、私にとっては恐怖の10分が始まりました。電磁波が流れるたびにビリビリ、ジーンと響く音が思いのほか大きい。そして、時に縦横にガタガタっとくる揺れ。閉所恐怖症ではない私も、正直不安な気持ちになってきて、一度、検査途中で止めてもらいました。気持ち的に落ち着いたところで続きを。あと、どれくらいかかるのか聞き、堪えるしかないというので、修行のつもりでじっと我慢。この状態で通常は30分も検査されるなんて、私には無理です。

検査技師の方に、この音なんとかなりませんかと聞いたところ、世の中にはヘッドホンのようなものを付けて音楽が流れるタイプのものや、音の大小はマシンによって種類があるそうですが。こちらにあるのは、音が大きくない方だそうです。

ライブ会場でのベース音や爆音、劇場での大きな音響など平気なほうですが、それらとは全然違いました（笑）。　

ところが、経験者の友人に聞けば「私はけっこう大丈夫だった」と。母にいたっては「30分かかるMRI検査しかやったことはないけど、いつも寝ちゃってねぇ（笑）」なんていうツワモノ。感じ方は個人差が大きいようです。いっぽうCT（肺・心血管陥ドック）は、顔面のカバーも外されてわずか数分、なんなく撮影終了でした。

そして、1週間後にメールで通知された検査結果にまた一波乱。脳、肺、心臓、すべて「所見あり」！？

脳は、「頭頚部に病変あり」と表示が。画像には、ないはずの影がくっきり……！

よくよく診断結果を読むと、（花粉症が原因と思われる）副鼻腔炎の影響と考えられ、脳的には日常生活に支障はなし。2～3年に1回の脳ドックが推奨と書かれていました。

心臓は心大血管に冠状動脈の石灰化の所見があり、「当クリニックもしくは専門医を受診してください」との判定。

しかし、心臓は心大血管に冠状動脈の石灰化、肺に不定形陰影があり、再び来院の勧めが。スマートフォンで、マイページの検査結果レポートから、外来予約をポチッ。所見があっても、かかりつけの専門医なんていない人がほとんどだと思うので、これは心強い仕組みです。

私は再訪したその日に心臓の血流に問題がないか確認するため、心臓の超音波（エコー）検査を受けました。CTもですが、定期健診の項目にはない検査です。幸いいまのところ問題はないものの、今後は1年に一度はCTの画像診断ではなく心臓の超音波検査のほうを保険で受けるようアドバイスいただきました。いっぽう肺については、国立病院の呼吸器科に紹介状を出してもらうことに。こちらは、その場で予約まで取ってもらいました。

もともと感じていたテレワーク中の頭痛の原因について知久先生に尋ねると、仕事中の前かがみ姿勢による典型的なストレートネックによって血流が悪くなり、自律神経のバランスが崩れているということでした。後頭部が腫れる人もいるそうで、症状が重くなるとパニック障害やうつ病へと発展していく怖い予兆だそう。

解消法は、副交感神経をよくすること！「質の良い7時間睡眠（横向き寝）、ランニングよりウォーキングなどの有酸素運動、そしてバランスのとれた食事です」

むむむっ……心あたりがいっぱいなんですけど。

「脳を知れば、自分に優しくなれる」と知久先生。

改善のヒントは生活習慣にあるんですね。今回はドキッとする結果だっただけに、いままでになく身に染みるお言葉でした。

スマート脳ドック
https://medicalcheckstudio.jp/

編集G