9月19日（現地時間）、ついにロンドンでバーバリーの「セプテンバー・コレクション」が発表された。永い歴史のなかでさまざまな人の生活様式、文化、服飾の変遷を見守ってきた“家”をキーワードに、女性作家のヴァージニア・ウルフによる『オーランドー』、英国で活躍したインテリア／ガーデニングデザイナーのナンシー・ランカスターの作風からインスパイアされたルックを披露。両性具有の存在であり、300年以上生きた人物として描かれた『オーランドー』は、今回のジェンダーレスなラインナップや、キーワードの“家”が重ねてきた永い時間とも深く繋がった作品。 主人公のオーランドーを彷彿させるラッフルなど貴族的なディテールとカジュアルなアウターのスタイリングなど、さまざまな年代や要素をミックスしたスタイリングも「セプテンバー・コレクション」の大きな特徴のひとつだ。ナンシー・ランカスターが手がけたインテリアや英国のアンティークウォールペーパーも重要な着想源。壁紙調のプリントを使ったアイテムも豊富に登場した。

今回のコレクションは、メンズとウィメンズを同時発表し、ランウェイショーの終了直後から店舗やオンラインでの購入が可能となる初のコレクション。日本でも路面店を始めとする全7店舗で「セプテンバー・コレクション」を取り扱う。なかでも今すぐ駆けつけたいのが「バーバリー表参道」だ。

本日から25日までの5日間、3階に「セプテンバー・コレクション」が日本国内店舗でもっとも揃い、インスピレーション源を集めたイメージボードやルックのスタイリングを着用したマネキン、新作バッグ＆靴などが並ぶ。“商品が誕生するまでの背景も伝えたい”という、クリストファー・ベイリーCCO兼CEO（チーフ・クリエイティブ兼エグゼクティブ・オフィサー）の思いが体感できるこの機会をぜひお見逃しなく。

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