『三銃士』コンスタンス役を可憐に演じた、
ガブリエラ・ワイルドにインタビュー。
インタビュー
『バイオハザード』のポール・W・S・アンダーソンが手がける3Dアクションアドベンチャー、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』。いま開催中の『第24回東京国際映画祭』のオープニングも飾り、10月28日(金)の公開に向けてますます期待が高まっている。
ガブリエラ・ワイルド(Gabriella Wild)
1989年、イギリス生まれ。14歳からモデルとしてのキャリアの始め、バーバリーやプリングル、プーマなどのキャンペーンモデルを務める。その後女優に転進、2009年『St. Trinaian's 2: The Legend of Fritton's Gold(日本未公開)』で映画デビュー。
"17世紀のボンドガール"を見事に体現したミラ・ジョヴォヴィッチや初の悪役を熱演するオーランド・ブルームなど、ゴージャスなキャスト陣に注目が集まるなかで、可憐な花のような印象で物語にロマンティックな味わいを添えているのが、王妃の侍女コンスタンス役を演じるガブリエラ・ワイルドだ。
スクリーンからコンスタンスがそのまま抜け出てきたような、あどけなさの残るキュートな笑顔の彼女は、かつてモデルとして活動していただけあり、想像以上にすらりとした長身。作品のこと、これからのことについて、瞳を輝かせながら話してくれた。
――以前モデルとして活動していたあなたが、女優になったきっかけは?
ガブリエラ・ワイルド(以下G):「17歳頃までモデルを務めた後、画家になって絵を描いていた時期もあったんです。映画がずっと好きで、ある時、姉が女優をしている関係で私にもオーディションの話がきて、それから女優の仕事を続けています」
田舎からパリに上京してきたダルタニアン(ローガン・ラーマン)は、王妃の侍女コンスタンス(ガブリエラ・ワイルド)に出会い、惹かれていく。
――完成した『三銃士』を観て、いかがでしたか。
G:「すばらしかったです。いままで撮影してきたことが、ひとつの形になったから。それに『三銃士』は時代映画なので、当時の建築物やキャストが身につけているコスチュームを3Dで立体的に観ることができるのも、スペシャルな体験でした」
――撮影中、うれしかったことや印象に残ったエピソードは?
G:「ロケーションがどこもすばらしくて、新しいロケ地に移動するたびに感激しました。中でも、ドイツのキムゼー城という場所で撮影したときは、お城に行くのに湖を船で渡らなければならなかったので、とても印象に残っています」
罠にかけられようとしている王妃を救うため、コンスタンスがアクティブな一面を見せるシーンも。
想像を超える3D映像の迫力に乞うご期待!
1 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.
――日本には初めて来られたそうですね。東京の印象は?
G:「美しい街だと思います。どこを見てもすばらしくて、活気がある場所ですね。昨日は浅草に行き、着物も見て来たんです。ぜひいつか着てみたいです!」
――madameFIGARO.jp読者へ、メッセージをお願いします。
G:「こんにちは! ぜひ『三銃士』を観にいらしてください。私自身とても楽しくて、大好きな作品になりました。きっとみなさんにも気に入っていただけると思います」
*micの映画コラム「きょうもシネマ日和」の『三銃士』はコチラ。
『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』
●監督/ポール・W・S・アンダーソン
●出演/ローガン・ラーマン、ミラ・ジョヴォヴィッチ、オーランド・ブルーム、クリストフ・ヴァルツ、マッツ・ミケルセンほか
●2011年、アメリカ=ドイツ=フランス=イギリス合作映画
●配給/GAGA
●111分
10月28日(金)より、TOHOシネマズ スカラ座(Tel. 03-3591-5358)ほかにて公開。
http://34.gaga.ne.jp/