ディーゼル ブラック ゴールドの新レディースデザイナー、
ソフィア・ココサラキに直撃インタビュー。(MOVIE)

インタビュー

ディーゼルのコンテンポラリーコレクション、ディーゼル ブラック ゴールドの新レディースデザイナーにソフィア・ココサラキが就任。4月12日、ファーストコレクションとなる2010年秋冬コレクションを引っさげ、東京・国立競技場で初めてのショーを開催した。


Q:ディーゼル ブラック ゴールドのデザイナーに抜擢された経緯、出会いを教えて下さい。

ソフィア・ココサラキ(以下、S.K): もともとは2007年に私のブランド「ソフィア・ココサラキ」がディーゼル創始者兼社長のレンツォ・ロッソ氏が運営するディーゼルグループの中に入ったことが出会いだったの。それで09年春夏にブラックデニムのカプセルコレクションをデザインしたところ、レンツォ氏から「美しい!ブラボー!」と大絶賛のお言葉を。その後もレンツォ氏のオファーのもと、トライアルで2型のデニムをデザインしたら、大好評に! 即、デザイナーにとお声をかけていただいたわ!(笑)

Q:デザインするうえで、ディーゼル ブラック ゴールドらしさを意識したのはどんな点ですか?

S.K:デニムブランドとしてのアイデンティティをディテールやシルエットに色濃く落とし込むことを意識したわ。 職人さんの手作業によるやわらかなデニムやダメージ加工のデニムを最大限に生かして、タフさや強さ、ロックスピリッツを表現したの。もちろん私のシグネチャーのドレーピングなど、"私らしさ"も盛り込みつつ、前面に出すぎないようにね。

Q:レザーのワンショルダードレスや、デニムルックにやわらかなチュールを纏ったアウトフィットは、まさに「ROCK GODDESS」な印象。あなたのいう"私らしさ"そのものですね。

S.K:女神な雰囲気は、本当に無意識の賜物。ただしメイン素材のレザーとデニムを多用してロック&パンキッシュなキャラクターを追求することを最優先しながら、洗練されたセクシーさにこだわったわ。私らしいフェミニティを投影することで、モダンな女性像を提案したかったから。

Q:2010年秋冬コレクションでいちばんおすすめのアイテムを教えて下さい。

S.K:ひとつに絞りきれないから、ベスト3を。ファーストルックのシンプルなレザートップスとデニムスカートをつなぎ合わせたワンピース、赤×白のソフトなバイカージャケット、そして後半のヌードカラーのファブリックにラメの金糸刺繍をあしらったボディコンシャスなドレス。とくにファーストルックはシンプルだけど、ブランドの方向性を凝縮したデザインに。とても着やすいうえに、現代女性のタフさと美しさを存分にアピールした一枚よ! texte:RUMI TOTOKI

100419.jpg ソフィア・ココサラキはギリシャのアテネ生まれ。ロンドンのセント・マーチンズで学んだ後、1999年に初のレディースコレクションをロンドン・ファッション・ウイークで発表。2004年のアテネ夏季五輪では開会式・閉会式の公式コスチュームのデザインを担当した。photo:RAITA TSUCHIYA



2010秋冬DIESEL BLACK GOLDのニューヨークコレクションはコチラからどうぞ。

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