千花 -SENKA- 日記

お日様色のダリア*

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もうすぐ9月。
すっかり涼しくなったパリは来週から学校の新学期も始まります。
しかし、街はまだまだ静かで、
テレワークの浸透もあってか田舎に出たパリジャンたちはまだ戻ってくる気配がありません。
昨日もパン屋のマダムが、奇妙なくらい静か!!この時期に信じられない。と言っていました。
フランス人の生活の要であるパン屋が静かなのだから、私たち花屋はもっと静か...

街がこんな感じなので、もちろんランジスの市場はガラガラで、仲卸も土曜日に閉める所が多くてびっくり。

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さらにびっくりしたのは、
もうNoël (クリスマス)に向けて準備を始めているブースがあったこと!!
クリスマスツリーの形に切り抜かれたパネルをセッティングしていました。
そうだ、たしかに、毎年夏休みが終わったらもうNoël の装飾の話が出始めて、
それであっ!!という間に1年がおわるんだった...

あぁ、とにかく来週は少し活気が戻ってきますように。

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それでも、週末のお客様のために、エネルギーチャージにぜひ*と思って仕入れた市場で一目惚れのダリア。
パリ近郊の生産者のものです。
お日様の代わりにどうぞ!というきもち。


みなさまも素敵な日曜日を*
Bon dimanche !!

千花子

フローリスト
東京でデコレーションと花の仕事を経て2009年に渡仏。
2021年5月にブティックCHIKAKOをオープン。
日々移り行く花とパリの街の素敵な一面をお伝えします。

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