パリ10月のマルシェ「旬のキノコのあったかポタージュを味わう!」 

パリのマルシェとレシピ。

木の葉がしだいに色づいてきて、冬の気配を感じています。
心揺るがすことがあっても、外へ出てセーヌ川まで歩いてくると、「ああ、やっぱりパリは美しいなあ」と感じて、気持ちを立て直すことができます。

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マルシェ・モベールへ向かう道、ルイ・フィリップ橋からの眺め。
そして、サン=ルイ島を通ってシテ島に渡ると見えてくるのはパリのシンボル。

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ノートルダムもパリオリンピックを目指して、若い人たちが修復工事をがんばっています。こうして、その姿にまた励まされるのです。最初の頃は痛々しくて正視できませんでしたが、いまは前を通るたびに心の中で応援。

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さて、マルシェに着くと、ノルマンディーのグヴィル=シュル=メール(Gouville-sur-Mer)からの牡蠣のスタンドが。週末なので、箱買いしていく人たちも。

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魚屋には、この秋の初物! 今年はちょっと早くウニ漁解禁なので旬の間に、たっぷり入れたパスタが食べたいものです。

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そして、待ってました! ホタテ貝も登場。

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人気のチーズ屋さんにはパルミジャーノが、どかん!

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寒くなると真っ先に目がいくのは、お肉。根菜がおいしくなってきたので、塩漬けの大きな塊肉を買って、この秋初めての煮込みを作ります。

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週末の食卓用に人気なのは、ロティスリーの鶏の丸焼き。

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その肉汁を吸ってふっくらと焼き上がったジャガイモがおいしそう!

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この秋の初物、木の実も出てきました。

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ここは、私がいちばん好きな八百屋。彩りがきれいで常に新鮮。

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春のラディッシュもいいけど、秋蒔きもおいしい。

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寒くなってぐっと甘みが増すカリフラワーやロマネスコはブルターニュから。

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ビオの八百屋には、カボチャがたくさん。

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柿、クルミに栗、旬が揃っています。

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クレモンティーヌ(みかん)が出てくると冬。

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夏の終わりからおいしい白インゲン豆。柔らかい生をいただくのは、この季節ならではの愉しみです。

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あっという間に過ぎ去ってしまう旬のキノコを逃さないように買って帰ります。

今日は、これらを使ったおいしいスープをご紹介します。

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■キノコのポタージュ
Velouté de champignons

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ー 材料(4人分)

キノコ(シイタケ、マッシュルーム、マイタケなどお好みで)200g
玉ネギ        1個
ニンニク       1片
水          1カップ
豆乳         2カップ
固形ブイヨン     1個
グレープシードオイル 大さじ2
パセリ        少々
粗挽きコショウ    少々
塩          少々

ー 作り方

1. 玉ネギを薄切り、キノコは石突きを取り除いてスライスする(そのうち1/5くらいをトッピング用に取っておく)。パセリとニンニクをみじん切りにする。
2. 鍋にグレープシードオイル大さじ1を熱して玉ネギを中火で5分ほど炒め、キノコを加えて水と固形ブイヨンを加えて5分くらい煮る。
3. 具材に火が通ったらミキサーでなめらかになるまで撹拌する。鍋に戻して豆乳を加えて温める。
4. キノコを煮ている間に、フライパンにオイル大さじ1を入れて、ニンニクを炒め、取っておいたトッピング用のキノコをさっと焼き、塩・コショウで味を調える。
5. うつわにスープを注いで、トッピング用のキノコ、パセリを飾る。

キノコは、半日でもザルに広げて干しておくとおいしいダシが出ます。
熱々をいただくと、キノコの滋味が冷えた身体にじ~んと染みわたるようで、なんともおいしい!! 香ばしく焼いたガーリックトーストを添えて是非味わってください。

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マルシェからの帰り道は、またセーヌ川を渡るいつものコース。ふと橋の横を見ると、街灯が続く並木が美しいこと。いままで何度も通っているのに気付かなかった。
やっぱり、いつも素敵なパリです。

Marché Maubert マルシェ・モベール
Place Maubert 75005 Paris
メトロ)Maubert Mitualité
営)8時~13時(水、土)
SACHIYO HARADA
料理クリエイター

長い間モードの仕事に携わった後、2003年に渡仏。料理学校でフランス料理のCAP(職業適性国家資格)を取得。 パリで日本料理教室やデモンストレーション、東京でフランス料理教室を開催。フランスの料理専門誌や料理本で、レシピ&スタイリングを担当。16年春、ベジタリアン向けの料理本『LA CUISINE VEGETARIENNE』をフランス全土と海外県、ベルギー、スイス、イギリスなどのヨーロッパ各地で発売。この連載をまとめた『パリのマルシェを歩く』(CCCメディアハウス刊)が発売中。
Instagram : @haradasachiyo

 

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