いぬパリ

北マレで出会った聖なるチワワズ

いぬパリ

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ウグイスの鳴き散らすらむパリの花、いつしか君と手折りかざさむ←折っちゃダメです。新春にこんにちは、パンダ家持です。今回はパリ3区、おしゃれな北マレから。

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我が家の老犬の検診帰り道、マレ地区はナザレ通りのブティック、LaPerruqueに2匹のチワワンが佇んでいるのを発見。さっそくお邪魔してみました。

Laperruque

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「誰だお前は?」
こんにちは、いぬパリです。2匹ともレトロなタイルが似合ってるね。

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「遊んでくれるなら、撮ってもいいよ」
しゅっと賢そうな顔で迎えてくれたのは、イケメンのオジー。体型はむっちりです、はい。

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「ワイルドに頼むぜ」
野性味あふれるこちらは、メキシカンチワワのティーグル。錆模様がハイエナのようでかっこいいですね。

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なでなで。店主のロビンさんとツーショット。いつも放し飼いで店番してます。

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チワワですが、短毛ポメラニアン(?)的な愛嬌があるオジー。ふたりはすっかり飼い主と愛犬然としていますが、実は同じ通りの別ブティックで飼われているチワワズ。店主不在の間、預かっているのだそうです。ご近所間で頻繁に交流があり、よく預かっているんだよとロビンさん。パリの小さな商店街的な感じでいいですね。

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ちなみに、偶然見つけたこちらのお店は革細工店。財布、手帳カバー、キーホルダー、名刺入れなど、すべてこの店で加工販売しています。メイドインパリ。

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アトリエも見ていってと、ロビンさんが地下を案内してくれました。まだオープンして2カ月。せっかくなので、フィガロ読者にセールスポイントを、と聞くと、、。

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「シンプルなデザイン、革のクオリティ、ここで手作りしているということ」だそうです。メインとなる仔牛の革は、ルイ・ヴィトンのバッグの持ち手に使われるものと同じなんだと話していました。手前がヌメ革で、奥が数年使い込んだ色。滑らかな手触りがなんとも心地よい。

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そんな話をよそに、2匹はお昼ご飯タイムのスタッフさんに熱い視線。

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このチワワ2匹を預かっていたブティックがあるマレ地区のナザレ通りは、ここ以外にもおしゃれカフェ、ショップが密集しています。パリ特集で取り上げたいくらい。お散歩がてら、ナザレのイエスならぬチワワズに、ぜひ会いに来てください。北マレからお届けしました。次回もどうぞお楽しみに。

Rue de Notredame Nazareth 75003 Paris

吉田パンダ

写真家。長年住んだパリを離れ、現在フランスはノルマンディー地方にて、犬猫ハリネズミと暮らしている。庭づくりは挫折中。木漏れ日とワインが好きで夢想家、趣味はピアノ。著書に『いぬパリ』(CCCメディアハウス刊)がある。instagramは@taisukeyoshida

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