いつかフランス旅行、自然を味わうホテルが旅心をそそる。

PARIS DECO

今年のヴァカンスはフランス国内で!という政府の声に従って、大勢のフランス人が母国で夏を過ごしている。海も山も美しい自然に恵まれたフランスなら、海外に行かなくても素敵なヴァカンスを過ごせるのは間違いない。新型コロナ騒動が収まったら、パリ旅行? 自然の中で過ごす滞在もそれにプラスしてはどうだろうか。知っている人たちの誰もが自分だけの秘密にしておきたいと思っている、素敵なホテルを紹介しよう。

リモージュ近く、ラ・シャペル・サン・マルタン

ラ・シャペル・サン・マルタンはリモージュの中心部から10分の場所、30ヘクタールの緑の敷地内に立つ19世紀の磁器商の家を改装したホテル&レストラン。木々と池の景色に目を休ませ、四季の移ろいを五感で楽しむ夢の滞在が待っている。屋外プール、テニスコートを備えたホテルは客室が合計14室で、レストランはミシュランの1ツ星だ。シェフのジル・デュドニョンが扱う素材は地元リムーザン地方の牛肉、川魚、農家の産物……リモージュ焼きのうつわでサービスされる。外出制限期間中、敷地内のさまざまな場所で客が食事をとれる、というアイデアを得たシェフはホテルが営業を再開するや、それを実行に移した。大樹の下や池のそばに建てられた小屋でおいしい時間をどうぞ!

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La Chapelle Saint Martin
33 Route Saint-Martin du Fault
87510 Nieul
tel:05 55 75 80 17
www.chapellesaintmartin.com
www.relaischateaux.com/fr/france/chapelle-haute-vienne-nieul

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オパール海岸のラ・グルヌイエール

フランス北部の町パ・ド・カレから近い、イギリス海峡沿いのオパール海岸のラ・グルヌイエール。もともとはレストランで知られた田舎の旅籠屋で、創業者一族のシェフのアレクサンドル・ゴーティエがエレガントでラディカルなホテルに変身させた。沼地には水鳥の狩人たちの小屋をイメージした8つの建物、本館から200m離れた場所の一軒家など独立した宿も備えている。レストランは建築家パトリック・ブシャンがメタル材を用いて造り上げたモダンな空間だ。シェフは地産の素材を用いた急進的な料理で知られ、ミシュラン2ツ星を得ている。評判のレストランを目指して、食事だけに訪れる客も多い。ボーイフレンドと週末を過ごした思い出の場所として、パリジェンヌが名前をあげる場所でもある。

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La Grenouillère
19, rue de la Grenouillère.
62170 La Madelaine-sous- Montreuil
tel:03 21 06 07 22
https://lagrenouillere.fr/jp
www.relaischateaux.com/fr/france/lagrenouillere

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冬でなくても高級スキー場で。クール・ドゥ・ムジェーヴ

富豪のロスチャイルド一族がスキーを楽しんだことから冬の高級リゾート地として発展していったムジェーヴ。ラグジュアリーブランドも冬になるとこの地にブティックを開く、というような場所だけど、雪のない春夏には目にも鮮やかな緑の光景が広がる。2年前にオープンしたクール・ドゥ・ムジェーヴは一年中営業している4ツ星のブティックホテル。都会から逃れ、穏やかな滞在を求めてくる人々のために室内建築家シビル・ドゥ・マルジュリーは温かみのあるホテルをデザインした。シェフのヴィンチェンゾ・レジーネが地中海地方にインスパイアされた健全な料理を味わえるレストラン、TATA HARPERを使うスパ……ホテルにこもっての滞在も悪くないけれど、大自然を呼吸する散策もぜひ。

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photos : Vincent Leroux

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photos : Vincent Leroux

Cœur de Megève
44, rue Charles Feige
74120 Megève
tel:33 4 50 21 25 30
www.coeurdemegeve.com

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エクサン・プロヴァンスのヴィラージュ・サンタンジュ

南仏の町と自然の両方を堪能したければ、ヴィラージュ・サンタンジュがおすすめだろう。エクサン・プロヴァンスの中心部クール・ミラボーから徒歩で約8分と便利な場所にある。18世紀の個人邸宅の豪華で洗練された雰囲気に包まれた滞在は、人生に一度自分に贈る贅沢なギフトとして最適だ。緑に囲まれた8000㎡の敷地内のホテルは、街の中心部から遠くないとは思えぬ静けさ。Dr. ハウシュカを使って施術するスパ、28mの屋外プール、そしてレストランも、といたれり尽くせり。自然に近く、かつアクセスも簡単というのがうれしいホテルだ。

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Villa Saint Ange
5, Traverse Saint-Pierre
13100 Aix en Provence
https://villasaintange.com/ja

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大村真理子 Mariko Omura
madameFIGARO.jpコントリビューティング・エディター
東京の出版社で女性誌の編集に携わった後、1990年に渡仏。フリーエディターとして活動した後、「フィガロジャポン」パリ支局長を務める。主な著書は『とっておきパリ左岸ガイド』(玉村豊男氏と共著/中央公論社刊)、『パリ・オペラ座バレエ物語』(CCCメディアハウス刊)。
Instagram : @mariko_paris_madamefigarojapon

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