Parisienne file.vol.24 サラ・ジョーダン/室内建築家

ヴァカンス上手なパリジェンヌ、持ち物は?

パリジェンヌファイル

サントロペ、ギリシャ、マルタ島。この夏のディスティネーションは3カ所という、バカンス上級者のサラ。そんな彼女にとって、旅に欠かせない小物とは?
「海に行くことが多いので、一週間の滞在でも水着は最低15着持っていきます。一緒に行く友達にもびっくりされるんですが、その日の天候や気分によって、着たいデザインが変わるから、どうしても数が多くなってしまう(笑)私にとってはシューズよりもアクセサリーよりも大切なアイテムです」

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ビーチやプールサイドで一日中のんびりと過ごす時間は、普段の忙しいパリ生活から完全に頭をリフレッシュする大切なひととき。
だから、2~3冊の本とお気に入りの音楽がつまったi-podも大切な旅のお供です。
「アクティブにスポーツしたり、動き回るのも好きだけれど、のんびりだらだらするのも好き。あらかじめ予定を立てず、その時の気分で自由に過ごすのが、いつものパターンです」

心地よく過ごすための必須アイテム4。

【パニエとお守り】

「サントロペのマルシェで数年前に買ったパニエは、シンプルで素朴な風合いがお気に入り。かさばらないのでバカンスには欠かせない小物です。カラフルなお人形は、ガテマラ土産。ポジティブなエネルギーを廻りの人に与えると、マヤ民族に言い伝えられているもの。お守りとして、必ず持っています」

【水着】

レトロな水玉のセパレートは、スペインブランドのOYSHO。パステルカラーのワンピースは、アメリカのビラボングというブランドで、オンラインで購入。「色、柄、デザインと何枚持っていても、またすぐに欲しくなっちゃう。私はスイムウエア・アディクトです(笑)」

【本と音楽】

バカンスに持っていくなら、軽い短編集やミステリーが好み。「集中して読書にふけるというよりは、頭の中をリフレッシュさせるのが目的だから、さらりと軽めの本を持っていきます。音楽はHerやJoe Hertz、otomoなどライトなダンス・エレクトロニックが好きです」

【バンダナとスカーフ】

「泳いだ後のまとまりにくい髪に、バンダナを使ってヘアアレンジが便利だし、バングル代わりに手首に巻いたり、首元のアクセントとしても重宝します。大きめなスカーフは、パレオとして愛用。水着とコーディネートするので数枚は持っていきます」

Sara Jourdan/サラ・ジョーダン
パリ西部の郊外ヌイィ=シュル=セーヌ生まれ。ペニンゲン高等美術学校で室内建築を学ぶ。卒業後渡米し、ニューヨークの建築事務所で1年間インターンシップを経験後、パリに戻り自身のオフィスを立ち上げる。メキシコとガテマラで新設ホテルの内装を手掛けるなど、ヨーロッパ以外でも幅広く活躍中。

photos : SHIRO MURAMATSU, réalisation : HIROKO SUZUKI

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