撥水性、通気性の高いギャバジン素材を開発したことから始まったバーバリーのトレンチコート。
レインウエアとしても使える、その機能性の高いトレンチは、現在でもすべてイギリス国内の工場で丁寧に作られている。
英国産のギャバジン素材は、イギリス北部のウエストヨークシャー州の町、キャッスルフォードの
工場へと運ばれ、裁断され、縫製される。100年以上もの歴史を誇るこの工場では、
いまでも80にも及ぶ細かい工程を経て、伝統と格式を纏ったトレンチが生まれているのだ。
ハウスチェックを使ったトレンチコートの裏地も
英国内で織られている。
メイド・イン・イングランドを
印象付けるタグ。
素材の防水効果をチェックするための
機械も、工場に設置している。
撥水性の高いギャバジンのトレンチは、
レインコートとしても活躍。
機能性の高いギャバジン素材はブランドの創立者、
トーマス・バーバリーの開発したもの。
大きな裏地を細かく、無駄なくカットしていく。
襟付けの工程は手作業によって、180以上もの
細かいステッチですべてのパーツを
縫い付ける。特に高度なテクニックを要する。
裁断も手作業で進められていく。
細かく分かれたパーツをパターンどおりに
カットしていく作業も熟練のなせる技だ。