イングリッシュガーデンを彷彿とさせるフラワーがドレスいっぱいに咲き誇る。紡がれる伝統に敬意を表し、フレッシュなアプローチを盛り込むダニエル・リーのバーバリー。大小さまざまな花に宿る豊かな個性を抱きしめて、新しいエレガンスの世界へと誘う。

「バーバリーの服から感じたのは、細部にちりばめられた気高さや品格。シンプルなものの中にある豊かさを大切にできる人でありたいと私自身思っているので、ブランドが大切にする美学に共感します」

ドレス¥550,000、ネックレス¥357,500、シューズ¥178,200（すべて予定価格）/以上バーバリー（バーバリー・ジャパン）　タイツ/スタイリスト私物

バーバリーのアイコニックなアイテムのひとつであるトレンチコートを再解釈し、軽快に進化を遂げた今シーズン。エポレットなどの象徴的な要素を落とし込んで登場したのは、爽やかな季節に似合うジャケットとスカートのセットアップ。心地よく抜ける風に、夏の気配を感じて。

「ロング丈のイメージが強いトレンチコートですが、ジャケット丈になると軽やかな表情を魅せられて素敵。柄物のシャツとレイヤードさせると、よりモダンなムードが漂います」

ジャケット¥396,000、シャツ¥224,400、スカート¥242,000（すべて予定価格）/以上バーバリー（バーバリー・ジャパン）

力強いブラックと相反して透ける繊細な刺繍に、新時代の到来を確信する。アイコニックな「馬上の騎士」のデザインからインスパイアされたホースクリップのシルエットは、センシュアルな手仕事に託して大人の色香を漂わせる。エモーショナルな感性が光る、ソリッドで官能的なスタイル。

「ブランドが受け継いできた伝統と卓越した技術を『馬上の騎士』から着想を得た繊細な刺繍から感じることができます。ハリ感のある上質なセットアップをローウエストで着る妙が新鮮」

トップ¥550,000、パンツ¥660,000、シューズ¥189,200（すべて予定価格）/以上バーバリー（バーバリー・ジャパン）

重厚感があってクラシカル。トレンチコートの概念を超え、軽い素材とプリントで刷新されたサマートレンチ。ゆったりとした一着には、バッグから着想を得たメタルパーツのプリントが施され、やや低めの位置のベルトがフレッシュなシルエットを描く。伝統と革新が交差し、モダニティが生まれる。

「ベルトがついたオーバーサイズのトレンチコートは、日本の着物や帯を連想するデザインで親近感が湧きました。顔まわりが華やかになるビビッドなカラーもお気に入りです」

コート¥572,000、シャツ¥169,400、シューズ¥178,200（すべて予定価格）/以上バーバリー（バーバリー・ジャパン）