ピンストライプ柄のストレッチウールギャバジンで仕立てたセットアップ。ワイドかつボクシーなジャケットに合わせたジャンプスーツのミニマムなバランスが、マニッシュなテクスチャーに颯爽としたフェミニニティを吹き込む。
ボディコンシャスなニットドレスは、大きな円形に編み上げたケーブルパターンを前後にまたがって配したダイナミックなデザイン。牧歌的になりがちな縄編みニットが、彫刻のごとくアーティスティックなアティチュードを放つ。
今シーズンのステイトメントアイテムとなったのが、マックスマーラの哲学を投影したオリンピア ジャケット。セーブル調のたおやかな毛並みとオーセンティックな色合いを持ち味とするピュアなベビーキャメルを贅沢に使いこなしたこの一着を、スクエアフォルムのサングラスでパワフルに仕上げて。
ブラックのカラーリングが支配した今シーズン、アイコニックなキャメルのスカートも漆黒との組み合わせで提案された。着物の帯からインスピレーションを得た、サッシュベルトをラフに結ぶマックスマーラらしいディテールも見逃せない。
端正なテーラリングが際立つジャケットの一方で、ブランケットのように軽やかに羽織れる1枚仕立てのコートも登場。フェルト状に加工したウールカシミアのこなれた素材感やローカットのヘム、ホワイトのステッチがデイリーラグジュアリーな気分たっぷり。
ソワレのごとく優美なジャンプスーツは、センシュアルなトップとパンツのエクストリームなボリューム感との対比がこの上なくドラマティック。胸元やウエスト、サイドポケットにあしらわれたブラックのスクエアビジューを存分に生かすべく、削ぎ落としたスタイリングでクールに着こなしたい。
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俳優・アーティスト。1993年、兵庫県生まれ。音楽、映画製作、アートなど幅広いジャンルで活動。2022年9月公開の主演映画『さかなのこ』で第46回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。今年7月には第16回 伊丹十三賞を受賞、また12月には主演映画『私にふさわしいホテル』が公開予定。同じく主演を務めるDMM TVオリジナルドラマ「幸せカナコの殺し屋生活」も今冬に配信がスタートする。
1951年の創業から一貫して女性たちの人生に寄り添い、本当の自分を受け入れるきっかけとなるようなワードローブを創造し続けてきたマックスマーラ。
「ウーマンエンパワメント」をフィロソフィのひとつに掲げ、毎年ロサンゼルスで行われるエンターテインメント業界におけるジェンダーの平等性と公平性を推進する活動の一環である「ウィメン・イン・フィルム」のスポンサーとしてパートナーを務めるほか、「マックスマーラ・アート・プライズ・フォー・ウィメン」を通してイギリスの次世代を担う女性アーティストのクリエイティブな才能を育てるなど、さまざまな角度から女性たちの活躍をサポートしている。
2024秋冬シーズンはRemarkable Women = 卓越した女性のための服づくりという、ブランドが大切にしてきた価値観や揺るぎない理念を表現するグローバルキャンペーンを展開。
このキャンペーンが伝える、女性の内面に宿る本質的な強さを宿すアイテムとして選ばれたのが、同シーズンのコレクションに登場したオリンピア ジャケットだ。
女性のヒーローを意味するネーミングを持ち、身に纏うことで力を与えすべての女性が傑出した存在になれると信じる思いが投影されたこのジャケットが体現する力強いメッセージが、この秋とびきりのパワーを与えてくれるはず。
マックスマーラが掲げる女性像"Remarkable Women"に焦点を当て、ブランドの伝統や歴史、卓越したクラフトマンシップ、デザインのこだわりを探るスペシャルなエキシビジョンが開催される。さまざまな切り口でブランドの魅力とフィロソフィに触れるジャーニーを体験できるコンテンツが盛りだくさん! 逃さず駆けつけたい。
イベントインフォメーション |
会期:10月29日(火) ~11月4日(月・振休) 一般公開 会場:6142 (東京都渋谷区神宮前6-14-2) |
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