旬の秋ナスを主役に! 揚げナスのたっぷり野菜詰め。

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揚げナスのたっぷり野菜詰め。サンマとポテトのガレット・山椒バターソース・カボス風味

 

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ブドウとプチトマトのカプレーゼ。鶏肉のレモン煮 クリ、サツマイモ、プルーン入り

 

毎月1回、お料理教室を開催しています。今月は秋ナス、サンマ、ブドウ、サツマイモ、クリ……季節の食材を使いテーブルを見ただけで秋を感じられるようにアレンジしてみました。ナスは丸ごと揚げたので、ナスのそのままの形が活かせる上、皮の紫色が鮮やかです。ジャガイモやカボスは丸い形を活かしながらスライスし、サンマと重ねて盛りつけることで立体感を出してみました。数種類のブドウとプチトマトは半分にカットして合わせることで、コロコロと丸いカラフルな野菜が集まった可愛らしい一皿に仕上がりました。鶏肉は、クリ、サツマイモ、プルーン、レモンを加えて煮込んでみました。レモン汁を加えることでサツマイモの黄色や皮の赤紫色がより鮮やかに仕上がり、食欲をそそります。野菜の色や形でテーブルが華やかになります。

今回ご紹介するのは「揚げナスのたっぷり野菜詰め」。「野菜だけとは思えないほどおいしい!」とレッスンでもご好評いただきました。揚げナスに、ナガイモ、シソ、刻んだミョウガ、松の実を詰めて(たっぷりと具だくさんに仕上げるのがおいしく見せるポイントです)最後にプチトマトをのせてみました。ドレッシングは麺つゆとすし酢を合わせて完成。ナスを揚げることで、皮の紫色が艶やかで綺麗に仕上がります。作り置きができるので、おもてなしや持ち寄りパーティにも便利です。秋ナスがおいしいこの時期にぜひ作っていただけたら嬉しいです。

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★揚げナスのたっぷり野菜詰め★

【材料】2人分


ナス      2個
小さめのプチトマト     4個(横半分にカットしておく)

●フィリング
ミョウガ          1個(刻んでおく)
紫蘇                 4枚(刻んでおく)
長芋                 30g(0.5cm角に刻んでおく)
松の実  大さじ2

●ドレッシング
すし酢  大さじ1
麺つゆ(3倍濃縮)大さじ1

【手順】

  1. ナスのヘタは切り落とさず、包丁でぐるりと切り目を入れ、ガクを外す。縦縞模様に皮を軽くむく。皮をむいたら、すぐにサラダオイルで揚げ火を通す。
  2. フィリングを用意する。1の粗熱が取れたらナスに軽くナイフを入れフィリングをたっぷり詰める。用意しておいたプチトマトをのせて、冷蔵庫で冷やしておく。
  3. お皿に盛りつける。食べる際、各自でドレッシングをたっぷりかけていただく。

【ポイント】

  • ナスの皮をむいて時間が経つとアクがでて、切り口が黒ずんでくる。そのまま調理するとえぐみが出て、色も黒くなってしまうので、皮をむいたらすぐに揚げること。
  • よりしっかりした一品にしたい場合は生ハムやモッツアレラチーズを加えるとよい。
  • ナスは、竹串を刺し、スッと通るくらいまで揚げること。大きさによって異なるが3分ぐらいで揚がる。

Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5

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