新シェフのレ・パピーユ(Les Papilles)
「お〜っ、メ・ザミ!元気?」といつも満面の笑顔でオーナーBが迎えてくれるパリ5区のビストロ“Les Papilles”(レ・パピーユ)。
B「とりあえずの今日の乾杯はガメイの発泡酒ね。生ハムと一緒にボナペティ♬」
K「ダンケっ!」
B「ん?ダンケって…。そーか、オーストリアのスキーに行ってきたから?!お土産話は後で聞かせてもらうよ☆」と、相変わらず満席で大忙しの店内。
約10年間、このビストロのシェフを務めたトムに代わって、昨年末から新しくシェフになったポロさんのお料理をいただくのは初めて☆
「前菜には食べるスープ、メインは煮込み肉料理(時々魚料理も)」という制約の中で、新しいシェフはどんなお料理にアレンジされるのか楽しみにしていました。
スープはブロッコリー。
ブロッコリーのスープは私はここでは初めて。前シェフのトムはスープにブロッコリーはほとんど使わなかったので、最初からちょっと新鮮な驚きでした。そしてやはりベースとなっているブイヨンの味がトムとは微妙に違う、違った美味しさ。
メインは、Blanquette de poulet(ブランケット・ド・プーレ)。鶏のホワイトソース煮込みです。
ペコロス、マッシュルーム、ベーコンがたっぷりで、その下にはショートパスタ・ペンネ☆
これまた前シェフ・トムが使うことが少なかったマッシュルームがふんだんに使われ、ソースはかなりマスタードを効かせたところにもその違いはくっきり。
ワインはブランケット・ド・プーレに合う白ワインということで、でも最終的にはエチケットで決めた“Domaine Pattes Loup”(ドメーヌ・パット・ルー)のシャブリ。ミネラル感たっぷりで美味しい!
チーズは、フロマジュリー・キャトルオムのカマンベールに林檎のコンポートを添えられて。
デセールは、キャラメル味を効かせたイチジクのパンナコッタ。
K「フィグ(イチジク)もトムはあまり使わなかった食材だよね〜!」
夫「だな。一見トムと同じ料理に見えるけど基本的な味付けが違ってて、これはこれで美味しくて楽しい♬」
そこへオーナーB登場。
B「どう?やっぱりトムの料理とは違うだろ〜。でもなかなか新鮮な美味しさがあってイイだろ☆」とウィンク。
夫「とってもイイと思うよ!」
そんな会話を見ながらつくづくフランス人とかイタリア人のウィンクの上手さと自然さに改めて感心。
食後のカフェ。そこに添えられるチョコレートも変わってた。
こうして新しいシェフ・ポロさん(まだ親しくなってないので気持ちの中では一応サンづけ?!)のお料理はトムと違った部分も色々で、更に今後どんな風に変化していくのかも楽しみなところ。が、そんな新シェフ・ポロさんの写真を撮り忘れてしまった相変わらずのダメブロガー…。
次回は忘れずにお願いしようと思います。。
À demain(^^)/
☆気ままに綴るBelle et Bonne Blogも更新☆
今日は、「ル・ショコラ・デ・フランセ♥︎」
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<info>
Les Papilles(レ・パピーユ)
30 Rue Gay-Lussac, 75005 Paris
http://www.lespapillesparis.fr/
<Profile>
KEICO
新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。
約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
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